算数ができる子の「手の動き」に注目!


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。pencil1

皆さんのお子さんは、問題文をきちんと読んでから問題を解き始めていますか?


Doing the Math / cogdogblog

テストで90点以上取れない原因には、注意力不足によるケアレスミスでの失点や問題文を読み流していることなどが考えられます。

 

 

塾生の中には、中位層(75点~89点)にいるのに、なかなか90点の壁を越えられないお子さんがいらっしゃいますが、設問の前に書かれている問題文を読み飛ばし、いきなり設問に入っているお子さんは、いつまでたっても上位層には入れません。

お子さんが問題文をしっかり読まない理由は、大きく分けて2つあります。

  1. 文章を読むのが苦手
  2. 答えを早く求めたいあまり、問題文を読み流している

国語が嫌いなお子さん・文章を読むのが苦手なお子さんは、算数の問題文も読みたくないと思うようです。また、限られた時間の中で、たくさんの問題を解かなければいけないという焦りから、問題文を読み飛ばし、いきなり各設問に入ってしまう子も多く見られます。

上で述べた2つに当てはまるお子さんには、実はある共通点があります。

それは、「問題文をそこまで大事だと思っていない」ということです。問題文が大事ではないから、別に読まなくても良いと思っていると推測します。

ケアレスミスもそうですが、こうした無意識のうちにおこる注意力不足はとても厄介です。無意識のうちに問題文を読み飛ばしているので、矯正するには時間がかかります。この悪い癖を直すには、「問題文は大切なんだ!」とお子さんに気付かせる必要があります。

問題文には、答えを導き出すためのヒントがたくさん隠されています。問題文をしっかり読んでいれば、あとに出てくる設問の答えは導きやすくなります。

お子さんが問題文をしっかり読んでいるかを判断するには、算数・数学の問題文を読んでいるときのお子さんの手の動きに注目してみてください。

算数・数学ができる子は、文章問題を解くときに常に手を動かして考えています。


The Never Ending Math Problem / ddluong_

まずは以下のことを確実に実行させ、問題文を読みながら手を動かすことを徹底させてください。

問題文に出てくる「数」を丸で囲って強調する

算数・数学は数を使って問題を解いていく科目ですので、問題文に出てくるすべての「数」に注目しましょう。

単位にも注目する

センチメートル(cm)とメートル(m)、キログラム(kg)とグラム(g)など、数の単位が違えば、単純に数の大小でそれらを比べることはできません。問題文に出てくる数の単位をそろえましょう。

 

等しいものがないかを探す

数学では、量や距離などの「等しさ」が問題を解くときのポイントになります。問題の中で、何と何が等しいと言えるのかを見つけましょう。

 

聞かれている部分に下線をひく

長い文章題でも、聞かれていることは「~まで何時間かかりますか?」や「~はいくつ必要ですか?」など単純なことです。問われていることに的確に解答するためにも、問の部分に下線をひきましょう。

 

図を描く

文章で書いていることをすべて図に表してみます。問題文をもう読み直さなくても図を見れば分かるくらい問題の内容をしっかりと図に描ければ、解答に70%近づいたのと同じです。

普段から問題文をしっかり読んで、たくさんヒントを見つけ出す練習をしましょう!

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