皆さんは、アメリカのB級グルメと言えば何を一番に思い浮かべますか?
Junk food / _pdra – your everyday photographer
ピザ、ハンバーガー、ホットドッグ、フライドチキン、フレンチフライ…などでしょうか。
ニューヨーク市内を歩けば、数ブロックごとに出くわすStreet Food Vendor(ストリート・フードベンダー:屋台)。
そこで売られている食べ物もさまざまで、プレッツェル、ナッツ、フルーツ、トロピカルジュース、サンドイッチ、Gyro(ジャイロ:ギリシャ料理、子羊肉のサンドイッチ)などなど多数ありますが、忘れてはいけないのが、アメリカB級グルメの王道「Hot Dog(ホットドッグ)」でしょう!
今日は、そんなB級グルメの王者であるホットドッグの専門店をご紹介します。
1932年からずっと変わらない老舗中の老舗のホットドッグ屋さん「Papaya King(パパヤ・キング)」は、ニューヨーカーで知らない人がいないのではないかと思うほど、超有名なお店です。
長年ニューヨークにお住まいの方は、一度や二度は食されたことがあるのではないでしょうか。
Papaya King / aturkus
アッパー・イーストサイドに位置するこの店は、開店当時、フレッシュのトロピカルフルーツから作られたジュースのみを販売していましたが、1975年にFrankfurter(フランクフルター)と呼ばれるドイツのソーセージをメニューに加え、それが瞬く間にニューヨーカーの間で評判となりました。
ケチャップやマスタードで食べるシンプルなホットドッグも美味しいですが、パパヤキングはホットドッグのトッピングも、Kraut(塩漬けした野菜)、Raw Onions(刻んだ玉ねぎ)、NY Onions(トマト味のオニオンソース)、Sautéed Onions(炒めた玉ねぎ)、Relish(甘酢漬けした野菜)、Chili(チリソース)、チーズなど、その日の気分に合わせて楽しめます。
また、開店当時からあるトロピカルドリンクは今も変わらず人気商品のひとつで、Papaya(オリジナル)を始め、マンゴ、オレンジ、グレープ、Coconut Champagne(ノンアルコール)、Banana Daiquiri(ノンアルコール)など種類も豊富にそろえています。
Dan eating a Hot Dog / joeltelling
さて、気になるお味の方ですが、個人的にはトマト味のオニオンソースのトッピングが好きで、玉ねぎの甘みとトマトソースの酸味が絶妙にマッチし、ジューシーなソーセージの旨みが目一杯引き出され懐かしい味がします。ソーセージの塩気が少し強いですが、パパヤドリンクとの相性はバッチリで、一緒に食べれば口の中でマイルドな味わいになり、これまた素晴らしいハーモニーを奏でてくれます。
ぜひ、ドリンクと一緒に王道ホットドッグをお試しあれ!
【店舗詳細】
Papaya King
179 E 86th St, New York
212-369-0648
公式サイト
日本ではあまりポピュラーではありませんが、ニューヨークでは、至るところで大きな口を開けてホットドッグをパクついている人を目にします。しかも、若者だけでなく、スーツをピシッと着たビジネスマンでも普通に食べています。
手軽に食べれる上にお腹も満足するホットドッグは、忙しいニューヨーカーには欠かせない食べ物なのかも知れないですね♪ (^_-)-☆
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