お子さんに日本語の本を読ませたい方、必見!


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。book1

皆さんのお子さんは、日本語の本を読むのがお好きですか?


まだ最初のほうです / masahiko

あるとき、保護者の方から、「読書は好きなのに日本語の本は読まない」というお話しを耳にしました。

 

 

乳児~幼児のころは、家庭内で親が話す日本語をドンドン吸収し、親子間の会話も日本語中心で「バイリンガル教育もこれで成功か?!」と思いきや、子どもが小学生へと成長するに従い、現地校での学習や友人たちとの交流の広がりに合わせ、日本語から英語へと言語環境が変わっていくのを目の当たりにして動揺を隠せない保護者さまもいらっしゃることでしょう。

しかし、海外で生活している限り、日常生活での英語の影響が大きくなるのは避けられません。

まず、英語であろうと日本語であろうとお子さんが「読書好き」に育ってくれたことに感謝してください。また、そんなお子さんを育てられた保護者さま自身のことも誇りに思ってください。


Reading the Christmas present / will ockenden

「日本語の本を読みたくない」というのには子どもなりに理由があります。本に出てくる漢字が読めない、言葉の意味が分からない、内容が面白くないなどが主な理由でしょう。これは、お子さんが「本」に興味がないのではなく、「日本語で書かれた本」に興味が持てないからです。

漢字でつまずいている子や言葉の意味を分かっていない子に、「辞書を引きながら読みなさい」と言っても無理です。それを強要すれば、読書自体を好きではなくなってしまうかも知れません。

いま、ご家庭でできる最適&唯一のことは「読み聞かせ」です。

毎日15分で構いませんので、ソファに腰かけゆっくりと子どもが選んだ日本語の本を読んであげてください。乳幼児のころは、毎日読み聞かせをしていた保護者の方でも、子どもが小学校に上がる頃には、「もう自分で読めるでしょ!」「ひとりで読みなさい!」と厳しく言ってしまっていませんか。

しかし、小学生だからこそ、「書き言葉」にしっかりと触れさせることが大切です。読み聞かせすることにより、書かれた日本語に接する機会を与えてあげてください。

また、こうした読み聞かせは、せめて小学校高学年まで続けてください。お子さんが望むのであれば、中学生になっても続けてあげてください。こうした読み聞かせの継続が、子どもの日本語での読書力を向上させ、日本語で書かれた内容に興味を持たせることに繋がります。

海外で暮らしている子ども達が日本のことを知るきっかけ・窓口は親御さんです。ご家庭の中で日本文化に触れることができるよう、日々の生活の中で子どもが興味を持つ話(日本のニュース、流行っていること、アニメ、ゲームなど)を積極的に両親が話して聞かせることや、日本語の本を興味深く読んでいるご両親の姿を子ども達に見せることが、海外での日本語教育で一番必要なことです。

海外生活が長くなればなるほど、ご両親が日本文化を大切にしている姿を見せる環境作りができているかがバイリンガル教育継続のポイントになります。


Reading is fun / John-Morgan

さて、みらい塾では、こうした日本語の本の読書不足を補うために、新しく「読書コース(仮)」を4~5月に向けて開講する予定です。

毎月1冊課題図書を読み進めながら、多面的な楽しい作業を通し、日本語での読書力を高めていけるよう指導していきます。毎週1回(90分x4)。対象は小学生。月1冊の課題図書の料金も含め、月額100ドル。塾生は20%割引が適応されます。

また、同時期に「作文コース(仮)」も開講予定です。ご家庭や集団授業での指導が難しい作文力や表現の基礎を身につけられます。対象は小中学生。毎週1回(90分x4)。教材費込みで月額100ドル。塾生は20%割引が適応されます。このコースは、ただいまオンライン受講も検討中です。

これらのコースにご興味のある方は、ただいま先行予約を受け付けておりますので、以下の電話番号またはウェブサイトのお問い合わせフォームにてお寄せください。

【予約受付(受付時間:10時~18時)】
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