ボストン爆弾テロ事件


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。kay2

すでに皆さんもご存知かと思いますが、おととい15日(月)午後2時50分ごろ、アメリカ・マサチューセッツ州ボストンで開催中だったBoston Marathon(ボストン・マラソン大会)のゴール付近の観客エリアで2回の爆発がありました。

 

最初の爆発は、優勝ランナーがゴールした約2時間後、ゴール手前数十メートルの観客エリアで起こりました。さらに12秒後、約100メートル離れた場所で2回目の爆発が起こりました。

この卑劣な無差別爆弾テロにより、大会に参加していた父親のゴールを待っていた8歳の男児Martin Richard(マーティン・リチャード君)を含む3人が死亡、観客170人以上が負傷し、うち17人は重体です。

現在のところ、爆発物に圧力鍋が使われた可能性があるとアメリカ捜査当局が明らかにしました。FBI(連邦捜査局)のRichard DesLauriers(リチャード・デラウライヤー捜査官)の記者会見によると、爆発物には、釘やBall Bearing(ボールベアリング:金属片)が詰め込まれ、爆発の際、それらが飛び散ることで殺傷力が高められたと指摘しており、爆弾は、黒のナイロン製のバックパックなどで現場に持ち込まれた可能性が高いと見られ、現在、不審者の特定を急いでいます。

こうした圧力鍋を使用した爆弾は、2010年、ニューヨークのタイムズスクエアの爆破未遂事件でも使われたことがある他、同年にパキスタン、2006年にインドなどでも使われたといいます。専門家によると、これらの爆弾と今回ボストンで使用された爆発物との類似点があるとのことですが、詳しいことはまだ分かっていません。

また、ボストンの爆弾テロを受け、現在、ニューヨークでもグランドセントラル駅やペンステーション、地下鉄などで警備を強化しています。特に差し迫った危険ではありませんが、今後のニュースや自治体の発表などから最新の治安情報を入手するようにしましょう。

このブログをご覧のボストン在住の皆さま、どうかご無事でありますように。

【参考サイト】
外務省 海外安全ホームページ

 

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楽しいイベントになるはずが、心無いテロリストの手で一瞬にして壊れる…。本当に物騒な世の中になっています。

「大会会場、コンサート会場、野球場など、人が集まるところは、すべてテロの標的になり得る」と元FBI捜査官の方がテレビで話していました。しかし、「過剰に人混みを恐れてはいけません!日常の生活を普段どおり送ることがテロに屈しない(負けない)姿勢です」とも話されていました。

ボストン在住の皆さんが一日でも早く日常生活に戻れることを祈っています。

 

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ジモモ ニューヨーク

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