皆さんのお子さんは、日々、コンピュータを利用していますか?
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現地校の宿題やレポート作成、リサーチ、フェイスブックなどのSNS ―――などなど、大人だけでなく子どもの生活の中でもコンピュータのない環境が考えられない世の中になりました。
小中学生以上の子どもをお持ちの親御さんは、子どもがコンピュータを利用する上でのマナーやルール、サイバーいじめや出会い系サイトなどの数多くの問題点や心配事が頭をかすめ、子どもがコンピュータの前にいることにあまり良い印象をお持ちではないかも知れませんね。
しかし、生まれたときからコンピュータに慣れ親しんでいる現代の子ども達だからこそ、テクノロジーとともに発展していってほしいものですよね。
そんな願いを象徴するかのように、未来を担う子ども達に向けた学習支援のNPO団体「Code Club World(コード・クラブ・ワールド)」が誕生しました。コード・クラブ・ワールドは、イギリス生まれの団体「Code Club UK」から派生したもので、現在、世界各国から1000以上の団体が参加しています。
ちなみに、コードとは、プログラミングに使われるSource Code(ソース・コード)のことで、コンピュータ用語のひとつです。
コード・クラブ・ワールドは、コンピュータ・プログラムを基礎から学べるようにと、無料で学習教材やサポート体制を提供してくれている団体で、難しそうなプログラミングの知識や技術を遊び感覚で学べるというものです。
対象は、世界中にいる9~11歳の子ども達。
さすが、世界中の子ども達が対象と言うだけあり、サイト上で無料配布されているプログラム学習ソフト「Scratch(スクラッチ)」などの教材キットは、現在7ヶ国語(英語、ポルトガル語、オランダ語、ドイツ語、ノルウェー語、スペイン語、ウクライナ語)に翻訳されています。
プログラム学習ソフト「スクラッチ」では、パレットに用意されたプログラム・コードを組み合わせながら、簡単なゲームやアニメーションを作れるようになっています。コードを入力すると、それに合わせた動作が瞬時に確認できたり、コードが色分けされたりしているので、子ども達にも分かりやすく理解できるような工夫が多く施されています。
こうした子ども向けのIT関連プログラムは、ここ1~2年の間に、欧米を中心に数多く始動されており、ニューヨークでも、高校生のための「NYC Generation Tech」や、女子高生のための「Girls Who Code」、サンフランシスコ発のアフリカン・アメリカンの女子学生のための「Black Girls CODE」などの養成プログラムが続々と登場しています。
対象年齢のお子さんをお持ちの方は、ぜひ一度お試しください!
【詳細】
Code Club World
9~11歳の子ども対象
無料
公式サイト
みらい塾の生徒さんの中に、この夏、前述の「Girls Who Code」のプログラムに参加した子がいました。平日毎日9~5時までと、かなり大変なプログラムだったようですが、参加したことできっと大きな収穫があったことでしょう。
この生徒さんと話をしていると、どんなことでも頑張ってやり遂げようとする強い意志をいつも感じます。もちろん、日本語学習に対しても同様です。そうした姿勢を今後も維持していけば、将来、日英バランスの取れた素敵なバイリンガルに育っていくことでしょう。彼女の将来が楽しみで仕方ありません♪(^^)
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