マナー違反な提出物とは?


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。kay1

皆さんは、お子さんの答案用紙や手書きレポートを見たことがありますか?


Metallic ballpen tips / biro Ballpen Ballpoint pen in silver with handwritten random blue text on quad-ruled paper / photosteve101

採点者の立場から言わせて頂くと、マナー違反な提出物は見る気になりません。お子さんは、そんな採点者に無礼なレポートを提出してはいませんか?

 

 

私はみらい塾で、常々、「消しゴムを使わない」ようにと生徒たちに指導しています。

第1の理由は、「時間の無駄」だからです。「ちりも積もれば山となる」のことわざでもあるように、積もり積もれば大きな時間のロスになります。また、消しゴムを使わなければ、ノートにシワが寄ったり破れたりすることもありませんよね。

第2の理由は、「どこをどう間違えたのかが後でわからなくなる」からです。どの部分が理解できていなかったのかを見直すための大事な情報源である「誤答」を消してしまい、正しい情報(答え)だけをノートに書くのはもったいないノートの使い方です。もちろん、この場合のノートとは、間違えた問題と解説だけをまとめて書き記した「間違いノート」のことではありませんよ。

普段、このような理由から消しゴムを使うなと言っていますが、「使え」というときもあります。

それは、答案用紙や書き取りプリントなどの提出物のときです。これら提出物と、自作ノートや板書ノートなどと徹底的に違うことは、「他人にわかってもらえるように気を配る必要がある」ということです。つまり、他人への見せ方が大切なんです。


eraser / 消しゴム / Kanko*

自作ノートや板書ノートといった自分がわかればそれで良いタイプのノートであれば、前述の2点の理由から消しゴムを使う必要はありません。しかし、他人に分かってもらう必要がある答案用紙や提出物に関しては、いったん書いた答えを黒く塗りつぶしたり、誤字に「X」を書くだけで放置したりするのは、もってのほかです!

採点者への気遣いとして、以下の2点は提出物を作成するうえでの最低限のマナーです。

1.ていねいな字を書くこと
2.
誤字や間違いは、跡形がなくなるまできれいに消しゴムで消すこと

しかし、時々、「時間がなかった、消しゴムが見当たらなかった、面倒くさかった」 ―――などの自己中心的な言い訳を生徒から聞くことがあります。ですが、自身で間違えた文字を消すのも面倒なほど適当に作った提出物を、採点者が一生懸命読み理解しようとすると思いますか?

字がきれいに書けるとかの問題ではなく、少なくとも、「先生(採点者)に読んでもらいたい」という謙虚な気持ちが大切です。ですので、丁寧に書くことを忘れないようにしましょう。また、消しゴムで消した跡が残っているところに、上書きするのもいただけません。残った字と上書きされた字が混ざって、より一層解読しづらくなってしまいます。

ぜひ、お子さんの筆箱の中に「消しゴム」がちゃんと入っているかをチェックしてみてくださいね!


ショウインの特別コラム「成績が伸びる人、伸びない人」にも消しゴムを使わないことについて少し書かれているので、合わせてご覧ください。


 

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