無駄のない学習のための第一歩


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。kayv3

海外での日本語教育の一環として、通信教材を使われているご家庭も多いことでしょう。

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通信教材はたいへん良く考えられた教材ですが、使い方次第では効果が半減してしまいます。

 

 

通信教材には付属の「添削問題」が欠かせませんが、皆さんの家には空白のままの添削用紙が何か月分も山積みになっていませんか。そして、時々、それらを眺めながら、「無駄だな~」と思っていませんか。しかし、実は、添削問題をただやっただけでも無駄になってしまいます。

海外で暮らしている子ども達は、現地校や補習校、習い事などで毎日がとても忙しいです。それに加え、小学生のころは遊びたい盛りなので、自分のやりたいことをしたいという気持ちでいっぱいですよね。ですので、海外では必須とは言えない「日本語」の勉強することを進んで頑張る子は、残念ながら多くはいません。

それにもかかわらず、せっかく時間をかけてやった添削問題が1~2か月後にやっと返却されたと思ったら、今度は「テストの間違い直しをしなさい!」と親から責められる。tensaku

―――これでは、日本語学習が嫌になってしまうのは目に見えていますね。

テストの間違い直しをせずに次に進むことは解いたことすら無駄になってしうので、添削問題の間違い直しは必ずさせてください。

しかし、間違いを直すという行為は、大人が思っている以上に子ども達にとっては大変な作業であり、面倒なことです。本人としては、「添削問題はもう終わった!」と完了モードに入っている状態なのにもかかわらず、随分経ってから、また持ち出され、もう一度やるように言われる…。

考えただけでも、苦痛ですよね。

こうした勉強法は子どもにも負担を強いますが、親にとっても、添削問題をさせるために叱り、間違い直しをさせるためにまた叱るという同じ問題に2度も労力を費やさなければならず、精神的にも大きな負担となります。

実は、こうした無駄な勉強を回避することは簡単なことなんです。

問題を解いた直後に正誤を確認する」 ―――ただ、それだけでいいんです。
これを心理学用語で「即時確認の原理」と言い、アメリカの心理学者「Burrhus Frederic Skiner(バラス・フレデリック・スキナー)が、行動分析学の観点から、「問題を解いた後すぐに答え合わせをすると、定着率もモチベーションも高まる」と提唱したものです。

つまり、勉強をしたらできるだけ早くに見てやり、良くできているところを褒め、すぐに間違いを直させることで子どもは満足感を味わい、次の勉強へのモチベーションが高まるという訳です。逆に言えば、勉強してから時間が経てば経つほど、どんなに褒めようとも嬉しさが少なくなっていくということです。また、直後であれば、たとえ間違えたところがあっても、ちょっとした勘違いや不注意によるミスなどはすぐに気がつくことができますので、一石二鳥です!

通信教材や市販の問題集などを日本語学習の教材として利用しているご家庭は、添削問題を期日までに送ることだけにこだわらず、子どもが解き終わったらすぐに親がマルつけをしてあげるほうが効果的だということを覚えておいてくださいね♪

そして、この「即時確認の原理」を応用しているのが、ショウイン学習システムなんです。問題を解いて入力すれば瞬時に正誤が分かり、即座に解説や解答を確認することができるのは、ほかの教材では到底できません。

行動分析学に則ったショウイン学習システムを体験してみたいと思われた方は、以下の電話番号またはウェブサイトよりお気軽にお問い合わせください。体験学習は無料で随時実施しています。

【予約受付(受付時間:10時~18時)】
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※受付時間外でも、留守番電話にメッセージをお残し頂ければ折り返しお電話致します。

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