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読み聞かせの心得5カ条

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こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。kay4



子ども達が海外で日本語を習得するのにもっとも必要なことって、何だと思いますか?


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ひらがな・カタカナの読み書き? 漢字の書き順? 読解力? 作文力?

 

 

上記のどれもが日本語の勉強には大切な要素ですが、日本語の習得にもっとも必要なことは「読み聞かせ」です!


実は、海外で暮らしている子ども達の中にも、ひらがなの読み書きができる子は結構多いです。文字を読み書きするのはバイリンガル教育の要ですし、たいへん重要なことですからね。しかし、文字を教えることだけが日本語学習だと勘違いしてはいけません。


たとえば、ここに2人の子ども(Aくん、Bくん)がいるとしましょう。


Aくんは、ひらがなの読み書きが上手にでき、カタカナや漢字の練習も始めています。板書や視写をするのも得意です。一方、Bくんは、ひらがなの読み書きが苦手でまだ上手にできませんが、絵本を読んでもらうのが大好きです。毎日数冊の絵本をお母さんに読んでもらうのがAくんの日課です。


皆さんは、AくんとBくんのどちらが日本語を早く習得すると思いますか?
―――それは、これまで文字をあまり練習してこなかったBくんです。


これまで文字を習っていなかったとしても、読み聞かせを毎日行っていた家庭の子どもは、ひとたび教えてあげれば、瞬く間に文字の読み書きを習得することができます。それは、読み聞かせによって、その子の中に長い間インプットされ続けていた日本語のことばの数々が、文字を知ることで容易にアウトプットすることができるようになるからです。また、絵本によって慣れ親しんだ書き言葉のおかげで、短い文章をスラスラ書けるようになるのも早いだろうことが容易に想像できます。


反対に、これまで読み聞かせなどをしてこなかった家庭の子どもは、たとえ現時点で、ひらがなを上手に書くことができても、次のステップに上がるのに大変な苦労を強いられます。しかも、言葉や文としてではなく文字の読み書きだけに焦点を当てて習ってきたことで、1字1字が別物として理解しているケースがあります。例えば、「あひる」は「あ」「ひ」「る」と3つのひらがなとして理解しており、いきものとしてのアヒルと言葉がきちんと結びついていない ―――などです。実際、そういう子に短い文章や絵本を読ませても、文字は一つずつきちんと読んでいるにもかかわらず、内容やあらすじを理解することが難しいです。


これでは、日本語を理解しているとは言えませんよね。


親御さんが日本語を教えている家庭では、ときに日本語教育が文字の習得だけに片寄ってしまうことがあります。インプットの情報がある程度蓄積されてこそ、アウトプットするための文字が必要となります。毎日1冊でも多くの本を読んで聞かせてあげることこそが、将来の日本語教育にはよっぽど有効であり、無駄がありません。


では、家庭で読み聞かせをするときの心得5カ条を見てみましょう。


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1.毎日読むべし



1冊でも良いので、毎日読むことを習慣にしましょう。「時間があれば」ではなく、「この時間は読み聞かせの時間」だと決め、毎日のスケジュールに組み入れてしまうと実行しやすくなりますね。




2.読む場所は決めるべし



子どもが寝る前のベッドの中で、夕食のあとソファーに座って、3時のおやつの準備をするまえにキッチンカウンターで ―――など、子どもが気持ちを落ち着けて聞ける居心地の良い場所を定位置に決めましょう。




3.読む本は子どもが選ぶべし



親が読ませたい本を読むのではなく、子どもが聞きたい本を選ばせるようにしましょう。


また、子どもは同じ本を何度も読み返すのが大好きです。必ずしも違う本をたくさん読むのが良いという訳ではありません。子どもにとっては、絵本の中で感じるポイントが毎回違うので、子どもが選んだのであれば同じ本でも繰り返し読んであげましょう。




4.声色を使い分けるべし



登場人物の声がどれも同じにならないよう、なるべく声色やイントネーションを変えたり、方言を入れたりして、少し大げさに読んであげましょう。




5.違うジャンルの本を読むべし



親が選ぶ本は、どうしても作家やストーリーなどに自分の好みが出てしまいます。親にとっては苦手な挿絵やストーリーでも、子どもの興味を引くこともあります。できるだけ、本のジャンルやストーリーなどが片寄らないよう、色々な種類の本を揃えてあげましょう。






絵本を1冊読むのにかかる時間は、ほんの5~10分です。
海外で子どもに日本語を継承したいとお考えの方は、毎日の読み聞かせを欠かさずするように心がけましょうね!







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Category: 教育