日本語の勉強がマンネリ化してきたら

こんにちは。みらい塾　塾長の馬場です。

海外永住の子ども達は、日本在住の子に比べ、どうしても語彙力が不足しがちです。

語彙力をアップさせるには【読書】がもっとも有効な方法ですが、もともとの語彙が少ない子に本を読めと強制しても、かえって逆効果です。

そんなときは、子ども達に「楽しい♪」と思わせながら日本語を学ばせることが一番です！

読み聞かせをしたり、子どもが好きなジャンルの図鑑で興味のあることを日本語で話しながら学ぶのも良いですが、今日は、リズムよく学べる語学サイト「BaBaDum（ババダム）」をご紹介しましょう。

ババダムは、クオリティの高いポップなイラストと1500語彙からなるコンテンツの量が人気で、学習できる言語も、私がおススメする日本語はもちろん、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語など全11か国語を揃えているうえ、ドンドン増加中です。余計な説明を一切必要としない直感的なインターフェイスなので、ひらがな・カタカナを学び始めたばかりの小さな子どもからでも、気軽に日本語の語彙を勉強できます。また、煩わしい登録などの必要なしに無料ですぐに利用できるのも便利です。ちなみに、登録すれば自分のスコアを保存することも可能ですよ。

しかも、サイト内で出題される日本語の語彙の選択がとてもユニークで、学校や市販の問題集などではなかなか出てこないであろうという言葉がドンドン飛び出すので、中高生～大人でも楽しく学べること間違いなしです。また、名詞だけでなく、動詞や形容詞も出題されるので、語彙の質が格段に上がることでしょう。

ゲームの種類は以下の６タイプあり、日本語力に合わせて選べます。

①読んでイラストから選択（難易度★）

４つのイラストの中から、ひらがな・カタカナで書かれた中央のことばに合うものを選びます。絵と文字を目で見て理解することができるので、知らない言葉が出題されてもイメージとして記憶に残りやすいです。まずは、このタイプで【語彙力】を増やすことから始めましょう。

②イラストのことばを選択（難易度★★）

イラストに合うことばを４つの中から選びます。正しいことば以外のことばも読んで理解しなくてはいけないので、ひらがな・カタカナを【読む力】がつきます。

③聞いてイラストを選択（難易度★★★）

発音されたことばを正しく聞き取って、４つのイラストの中から合うものを選びます。ヒントとなる文字が記されていないので、正しく【聞き取る力】がつきます。

④並び替え（難易度★★★★）

イラストに合うことばの文字を並び替えます。余計な文字も入っているので、正確にことばを認識しているかの確認ができます。知っている言葉を駆使しながら正しい答えを導くクイズ方式なので、【考える力】がつきます。ちなみに、ヒントとなるのは、答えの欄にあるドット（・）の数です。下の問題なら【・・・・】と４文字の言葉だと推測できますね。