子ども達が毎日、授業や自宅で何気なく使っているノートの取り方次第で学力の伸びが大きく変わるのをご存知ですか。
ノートは、自分の頭の中を表していると言っても過言ではありません。
学習内容が頭の中できちんと整理されている子は、
ノートもまとまりがあり、規則性があります。
小学生であれば、授業内容はそれほど難しくはないので
授業中に耳で聞いたことをすぐに覚えてしまうことも比較的容易にできます。
しかし、人間の脳の保存量には限界があります。
徐々に学年があがるにつれ、
授業内ですぐに覚えられなかったり、
習ったことを忘れてしまったり、
あとで調べる必要があったりすることも徐々に増えてきます。
ノートを書く
↓
あとで振り返って、内容を思い出す
↓
要点を覚える
こうした一連の動作は、
学習にはもっとも効果的であり、学力アップには必要不可欠です。
学習内容が簡単な小学生のうちから、
使えるノート作りを目指しましょう!
(1)1教科につき、複数のノートを使い分ける
① 授業用(板書用)ノート
② 練習用ノート、計算用ノート
③ まとめノート
小学校低学年のお子さんは、
1教科につき、①②の2冊のノートを用意することから始めましょう。
中学年以降のお子さんは、
自宅学習用として、③のまとめノートも加えた3冊を使います。
(2)日付とタイトルを書く
ノートを書き始める前には、
定位置に 「日付」と「タイトル(見出し)」を書きます。
これは、
すぐに目的の単元や内容を見つけやすくするための重要なひと手間です。
ノートは、書いただけでは意味がありません。
あとで振り返ることを前提に書くことを意識しましょう。
また、まとまりのあるノート作りのために、
あらかじめ自分なりの規則(フォーマット)を決めておきます。
書く場所を定めておくことで、情報の書き忘れ防止につながります。
前述の日付とタイトル以外にも、
教科書や問題集などを使っている場合はページ番号、
算数では途中に計算をするための筆算、
社会や理科では暗記項目・用語
―――などは、ノートの定位置に書くようにしましょう。
(3)色は3色、ルールを決める
地味なノートよりも、
カラフルなノートのほうが良いと思っている方もいるでしょう。
しかし、
ハイライトや色を多用すると、
授業内容のどの部分が重要なのかを見失ってしまいます。
授業を聞きながら素早く板書するには、色は3色までに抑えておきましょう。
さらに、
色の使い方のルールを始めに自分で決めておくのがポイントです。
すべてのノートに共通するルールがあることで、
見直しや復習をするときに分かりやすくなります。
例えば、
黒: 通常の板書
赤: 重要ポイント
青または緑: 注意事項、見出し語、関連する事柄 など
なお、色分けが苦手な人は、
重要なポイントを赤で書くだけでも十分ですよ。
(4)余白を多くとる
行間をきっちり詰める
1行を長めにびっしり書く
このような窮屈なノートは、あとで非常に見づらいものです。
余白が多くて、「もったいない」と思うくらいが良いノートです。
学習内容が変わったら、次のページへ
行頭をそろえ、1行は短めに
ノートの下または右側部分は空けておく
十分な余白があれば、あとで情報を書き足すことも容易です。
学力アップには、
振り返りやすいノートが必須です。
あとで見直したくなるノート作りを目指してくださいね!
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小学生からノートの使い方をしっかり指導します!
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