忘れるタイミングを見極めることが成功の第一歩


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。pencil3

皆さんご存知の通り、人は忘れることの名人です。では、皆さんは、どのくらいで私たちは覚えたことを忘れるのか、ご存知ですか?

実は、ものごとを覚えた直後がもっとも忘れやすく、48時間後には20パーセント程しか覚えていないことが、脳の記憶のメカニズムから解き明かされています。


Plebes in the U.S. Naval Academy Class of 2015 stand at attention and begin memorizing portions of “Reef Points” while reporting to the school’s campus / Official U.S. Navy Imagery

でも、考えようによっては、そうした「忘れ始めるタイミング」を見極めることができれば、お子さんの学習にも応用できると言うことですよね。

 

皆さんは、下のようなグラフを見たことがありますか?

 

250px-ForgettingCurve.svg

 

これは「Forgetting Curve(忘却曲線)」と呼ばれ、中期・長期記憶の忘却を表している曲線です。ドイツの心理学者であるHermann Ebbinghaus(ヘルマン・エビングハウス)によって発見されたことから、「エビングハウスの忘却曲線」とも呼ばれています。

この忘却曲線(赤線)を見ると、ものごとを覚えた直後から急速に忘れ始めているのがよく分かります。さらに、6日後には、覚えたことはすっかり忘れてしまっているのも分かりますよね。

「徹夜でテスト勉強をして、テストが終わった途端あっと言う間に忘れた」…なんて経験をお持ちの親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

では、どうすれば忘れないようになるのか?

それは、繰り返し練習するしか方法はありません。しかも、48時間後には覚えたことの80パーセントを忘れてしまうことから、翌日または翌々日までに復習することが大切です。

新しい単元を勉強しても4時間後にはほぼ半分を忘れてしまいますが、翌日に再度復習をすることで、忘却曲線(①)のようにオリジナルの曲線に比べ忘却カーブが緩やかになり、翌々日に再度復習をすることで、忘却曲線(②)のようにより緩やかな曲線になります。そして、次の日にさらに復習をすると忘却曲線(③)のカーブのようになり、もうこのくらい繰り返せばほとんど忘れなくなるそうです。

ただ、実際、毎日同じ単元ばかり勉強していては学習内容が先に進みません。

そこで、私は3の倍数で記憶を定着させるのがもっとも効果的だと思っています。逆にこれ以上復習する期間を過密にしてもあまり効果は変わらないでしょう。

例えば、

今日みらい塾で学習した単元をその日のうちに自宅で復習することで、3日間は忘れません。3日以内にもう一度復習をすると、約10日後(3日x3)まで忘れません。10日以内にもう一度復習をすると、約1ヶ月後(10日x3)まで忘れません。1ヶ月以内にもう一度復習をすると、約3ヶ月後(1ヶ月x3)まで忘れません。

…というように、4~5回目の復習をするころには約1年間覚えた単元の90パーセントが脳に定着することになり、しかも、その後ほとんど忘れなくなります。また、仮に忘れたとしてもはじめに費やした時間よりかなり少ない時間ですべてを思い出すことができるでしょう。

こうした地道な繰り返し学習は、実際に行うとなるとかなりの努力が必要です。

しかし、ショウイン式ネット教材を使えば、ひとつの単元を20~30レベルに細かく分けて学習し、何度も繰り返し練習するよう自動的にカリキュラムが組まれます。

また、時間の経過とともに忘れていくタイミングを見計らい、お子さんが忘れかけた頃に『関所問題』と称して、学習している単元とは違う単元問題を再度復習する機会を与えることで、お子さんの学力をさらにしっかり定着するための工夫が施されています。

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こうした繰り返し学習を効果的に行える「ショウイン式ネット教材」を体験しに、皆さんもお子さんと一緒にみらい塾にぜひお越しください。

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