特大サイズがなくなると寂しいですか?


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。onehand3.png
皆さんは、ニューヨーク市のMayor Bloomberg(ブルームバーグ市長)が、炭酸・甘味飲料の販売サイズを規制する計画を立てているのをご存知ですか?
これまでもオフィス街・バー・公園・ビーチなどでの喫煙の禁止、トランス脂肪(酸)、塩分の使用制限などの様々な規制をし、不健康な食生活を改めようと呼びかける広告で大々的に「健康」をアピールしているニューヨークですが、ブルームバーグ市長は、さらにニューヨーク市の保健条例を修正し、ファストフード店やレストランなどで販売されている飲料カップやボトルの容量に16オンス(約470ミリリットル)の上限を定める方針を発表しました。この規制は、早ければ来年3月にも発効することになる可能性があります。
ブルームバーグ市長は、これら大量の炭酸飲料を含む甘い飲料水がニューヨーク市民の肥満率を上昇させていると話しています。また、この16オンスは、The Centers for Disease Control and Prevention(CDC:疾病対策予防センター)の分析に基づいた容量だそうです。
この規制は、レストラン、ファストフード店などの飲食店、移動販売店、デリ(惣菜販売店)、それに映画館やスタジアムなどの娯楽施設にある販売店も対象となっています。スーパーで販売される飲料水やダイエット飲料、乳製品、アルコール類は対象外となります。
また、この法案を応援するかのように、先日、ディズニー社が系列テレビ局、ラジオ局、ウェブサイトでの「ジャンクフード」の広告を規制すると発表しました。現在の広告主との契約期間が切れる2015年を目処に実現していく予定だそうです。
ディズニーチャンネルはもちろんのこと、ディズニー社はアメリカ4大ネットワーク局の1つであるABCの親会社でもあるので、同局で放送されている子ども向け番組からも「ジャンクフード」広告が消えることになります。しかも、大手ディズニー社が先手を切ったことで、他のテレビ局や番組にも大きな影響力があると専門家が分析しています。
各メディアで大論争を巻き起こしている今回の新条例案、皆さんは、賛成ですか?それとも反対ですか?

詳細は、以下のサイトより。
makinghealtheasier.org/newabnormal:Making Healthy Easier公式サイト
 今日のひとり言
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この16オンスという量は、飲料缶の容量と比べると多いですが、一般に販売されている飲料ボトルと比べると少ないです。ちなみに、映画館などで売られている特大サイズは、この倍の約1リットルの量です。
私はどちらかと言うと炭酸飲料が好きですが、1缶を飲みきることはまずありません。1缶でも私にとってかなりの量ですが、他の大多数の人にとっても、バケツのようなあの特大サイズをガブガブ飲みたい…とは思わないのではないでしょうか?
特に健康志向の強いニューヨーカーは概ねこの条例案には賛成みたいですが、反対している人も「いちいち、そんな細かいことまで言われたくない!」という気持ちからなのかな~と想像します。
特大サイズがなくなっても2つ買えば良いわけで、まぁ、結局はそれぞれの行動次第なのかな…。
健康になりたい!と思う気持ちが、生活習慣を改善させ、心身ともに健康へと導くんじゃないかと個人的には思います。(*^_^*)

 

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