皆さんは、どちらによく遊びに出かけられますか?
A double rainbow in Queens, NY 6-3-12 / Irelynkiss
残念なことに、その質問になかなか「クイーンズ!」と元気に答えてくださる方はいらっしゃいません。ニューヨーク5区の中で、もっとも大きな行政区であるクイーンズ区ですが、皆さんの中には何だかイケてない印象があるんではないでしょうか。
地元クイーンズを応援しているみらい塾としては、そんな先入観を打破するべく、今日は、皆さんに「クイーンズって案外いいかも?」と思っていただけるアイススケート場をご紹介しましょう。
City Ice Pavilion
こちらは、2009年にLong Island City(ロングアイランドシティー)の倉庫街に誕生したばかりのニューヨーク5区の中で唯一の「Rooftop rink(屋上リンク)」を持ち、一年を通して営業している室内アイススケート場です。
この施設では、スケート教室やホッケー教室に特に力を入れているそうで、大会出場経験のあるプロのコーチによって指導されます。また、誕生日パーティーやイベント行事にもリンクを貸し出しています。
室内スケート場と言えど、NHLサイズのリンクなので広さは十分です。
また、マンハッタンからの交通の便もよく、地下鉄7番線「33rd St. – Rawson St.」駅で下車し4~5ブロックほど歩けば、大きなドーム型の施設が見えてきます。
【施設詳細】
City Ice Pavilion
47-32 32nd Place, Long Island City, NY 11101 (bet 47 & 48 Aves)
年中オープン
《一般開放時間》
月・火・木・金:午後1時30分~午後3時50分
水・土・日:正午~午後3時50分
入場料:平日5ドル、週末・祝日8ドル
レンタルスケート靴:5ドル
レンタルヘルメット:2ドル
コインロッカー完備
718-706-6667
公式ウェブサイト
World Ice Arena
前述のシティー・アイス・パビリオンの姉妹施設であるワールド・アイス・アリーナは、Flushing Meadows Corona Park(フラッシング・メドウ・コロナ・パーク)内にある室内スケート場です。
毎年、夏期の6週間は、朝8時半~5時までスケートだけでなく、スケート場外のアクティビティー(アートやクラフトなど)も楽しめる「サマー・スケートキャンプ5日間コース」を開催しています。子ども達のスケートのレベルによってグループ分けされるので、スケート初心者のお子さんでも安心してキャンプに参加できます。
暑い夏に、涼しい室内+アイススケートなんて、なんとも贅沢なキャンプですよね。
【施設詳細】
World Ice Arena
Flushing Meadows Corona Park
2013年6月30日まで
《一般開放時間》
月・火・木・金:午後1時30分~午後3時50分
水・土・日:正午~午後3時50分
※ホリデーシーズンは時間が変更になります。
入場料:平日5ドル、週末・祝日8ドル
レンタルスケート靴:5ドル
コインロッカー完備
718-760-9001
公式ウェブサイト
さて、クイーンズのアイススケート場は、どうでしたか? マンハッタンやブルックリンにも負けない充実の設備にもかかわらず、室内なので一年を通して楽しめます。しかも、少し郊外ということで、リーズナブルな料金設定なのも嬉しいですよね。
皆さんも、ぜひクイーンズに遊びにいらしてください。その際は、みらい塾にもお立ち寄りくださいね!
垢抜けない感が強いクイーンズですが、人種のるつぼのニューヨークの中で、もっとも多様な人種が暮らす場所でもあります。
そのため、クイーンズには、多国籍のレストランが立ち並ぶエスニックな地域もあれば、商業中心地域、アジア系移民が多く住む地域があったりし、同じクイーンズでもそれぞれ違う雰囲気をかもし出しています。また、2大空港をはじめ、全米オープンが開催されるテニスセンターやMLBメッツの本拠地があったりと、何かと大型の施設が多いのもクイーンズの特徴です。(^_^)v
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