皆さんは、お子さんがテストで間違った答案を持って帰ってくると怒ってしまうタイプですか?
Exams 🙁 [Day 12] / Alex France
補習校ではよく漢字テストが行われると思います。そのテストでお子さんが漢字を間違ったとき、皆さんは何と言っていますか?
保護者の方の中には、「どうして、こんな簡単な漢字を間違ったの?」や「テストの前に漢字の勉強をちゃんとしたの!」などと、お子さんを怒ったり、責めたりする方がいらっしゃいます。
そうして怒られた子どもは、「次は頑張ろう!」と自分から進んで漢字の勉強をするようになるでしょうか?
答えは…、「なりません!」
そのうえ、怒られた子どもはやる気をなくし、漢字を覚えようと思う気持ちがドンドン低下していきます。
さらに、漢字を覚えさせようと自宅で「説、説、説…」のように10回も20回も同じ漢字を書かせる方がいますが、覚える気がない子に何度漢字を書かす練習をさせてもまったく効果はありません。
ちなみに、小学生で漢字が不得意な子は、中学生になっても変わらず不得意のままで、国語だけでなく社会のテストなどでも「漢字の間違え」で多くの点数を減点される傾向にあります。
では、どうすれば漢字を間違えないようになるのか?
最新図案文字大鑑 / Dr.Colossus
それは「漢字好きの子どもを育てる」ことです。漢字が好きなお子さんは、漢字が得意であり、漢字を覚えることも苦になりません。
しかも、漢字が得意・好きになると、国語だけでなく補習校で勉強している教科全体の点数が上がります。それは漢字の意味が分かることで算数の問題文の意味がより正確に理解できるようになったり、先ほど例で挙げたように、漢字の間違えによって社会や理科で無駄な点を落とすことがなくなったりするからです。
また、算数や英語の教科とは異なり、漢字は勉強すればすぐに効果がみえる単元のひとつです。
勉強した努力がすぐに点数になって表れると、子どもにとっても嬉しいですよね。そうした喜びの気持ちが「もっと漢字を勉強しよう!」というやる気に繋がっていきます。
でも、どうすれば漢字好きの子どもに育つの?
その答えは、ズバリ「褒める」です! 「漢字の勉強なのに何を褒めるの?」と思われた方、とにかく漢字に関することなら何でも良いので褒めてください。
例えば、
- 丁寧に字が書けたね
- 鉛筆の持ち方が上手だね
- こんな漢字も知っているの?すごいね!
…などなど、まだまだ褒める言葉はたくさんあるでしょう。
このように褒められたお子さんは、もっと丁寧に字を書こうと思うでしょうし、もっと知らない漢字を勉強して人を驚かせたいと思うことでしょう。
ですので、みらい塾では子ども達を褒めて褒めて褒めまくっています! はじめは「こんなことくらいで褒められて恥ずかしい」と思っている恥ずかしがり屋のお子さんでも、段々と「もっと褒めてほしい」と思うようになり、そのためにより努力をしだします。
皆さんも、どんな小さなことでも良いので1日に少なくとも1回はお子さんの良いところを見つけ、それを口に出して直接お子さんに伝えてあげてください。
今日から、「褒めて育てる」方法でお子さんを漢字好きに育てましょう!
漢字力を試すのにピッタリの試験「漢熟検定」では、家族でそろってお申し込みの場合、1名様の受検料が無料になる特別キャンペーン実施中です。
お申し込みは28日(月)までですので、お早めに!
【予約受付(受付時間:10時~18時)】
※受付時間外でも、留守番電話にメッセージをお残し頂ければ折り返しお電話致します。
http://www.miray109.com
.