皆さんは、暗記が得意ですか?
Memorizing Scripture and Bible Verses / UnlockingTheBible
成績を上げるもっとも簡単な方法は、教科書や参考書を丸暗記することです。でも、現実的に、それって無理ですよね。
どの教科にかかわらず、多かれ少なかれ暗記は必要です。暗記をするのに、近道や楽な方法などはありませんが、コツさえつかめば、かなり効率よく暗記ができるのは確かです。
しかし、暗記のコツをご紹介する前に、まずは暗記が苦手な子のタイプを見ていきましょう。
と言うのも、暗記するのに適さない環境や考え方を持っている子は、すでにスタート地点から後方にいるのと同じだからです。以下の5つのタイプに当てはまるお子さんは、暗記のコツを習得する前に、まずは環境や考え方を改め、スタートの地点に立てるよう努力をする必要があります。
1.言い訳が多い
言い訳が多い子に、暗記が得意な子や成績の良い子はいません。
「さっきまで覚えていた」「本当は分かってた」「○○が邪魔したから覚えられなかった」「忙しくて覚える時間がなかった」などなど、暗記しなかったことを自分の責任だと自覚しない限り、成績は上がりません。
「言霊(ことだま)」という言葉があるように、言葉には魂が宿ると言われています。できない/しない言い訳は、言っている方にも聞いている方にもプラスになりません。まずは、言い訳を心の中だけに留め、思っていても口に出さないようにすることから始めてみましょう。
2.適当でも許される
学校のテストで100点を取るのはかなり勉強をしている子でも難しいです。覚えたことがテストに出る出ないは別にして、100%完璧に覚えることは決して難しいことではありません。
これまで完璧に覚えなくても許される環境にいた子は、100%完璧に暗記をしません。
これまでテストの点数が悪くても許される環境にいた子は、100%完璧に暗記をしません。
これまで適当にテスト勉強をしても許される環境にいた子は、100%完璧に暗記をしません。
これらを許される環境にいる子は、満点を取るまでやり切った経験がない子です。これまで適当でも許される環境にいた子に、急に100点を求めるのはムリです。また、兄姉がすでに許される環境にいた場合、弟妹はその環境が「普通」だと考えてしまいます。
まずは、兄弟姉妹そろって、今より厳しい学習環境に変えましょう。少なくとも、覚えようと思った項目の暗記は、完璧を目指して努力させることが非常に大切です。
3.すべてが遅い
勉強を始めるのが遅い、書くスピードが遅い、計算が遅い、覚えるのが遅い…など、学習行動が遅い子は、他の子に比べ、同じ時間内に暗記できる量が必然的に少なくなります。小さい頃は、正確に解くことを重視する計算問題でさえも、小学校中学年以降は早く解く必要がでてきます。なぜなら、計算が遅いと、文章問題を解く時間も少なくなってしまうからです。
まずは、早く書く、すばやく答えることを目標に繰り返し練習しましょう。
4.インプット学習だけで満足する
教科書を見るだけのインプットの暗記方法が正しいと思っている子は、自分の中で覚えたと勘違いしているだけです。こうした子は、実際に覚えているかを自分で問題を出してみて確認してみましょう。
自己テストでアウトプット学習をすると、実際、どの程度覚えたのかがよく分かります。
5.正確に書き写していない
黒板や教科書の文字や式を写す段階ですでに間違えている子は、一見するとケアレスミスと思いがちですが、小学校低学年の時点でしっかりと直しておかないと、学年が上がっても、漢字や言葉の間違いが多いままです。また、間違えて写した文字をそのまま覚えるので、結局いつまでたっても正解にはたどり着けません。
まずは、きちんと書き写すことができているか、まめにノートを確認してあげましょう。また、教科書などを音読で正確に読めるようにしておくと、書き写すときに字の書き間違いを減らすことができます。
上記の環境や考え方のマイナス面をプラスマイナス0にし、ようやく暗記ができる状態になったお子さんは、次回の暗記のコツを実行してみましょう。
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