皆さんは、子どもの読み聞かせのための絵本を自宅にどのくらいお持ちですか?
Story Time / Daniel Pink
子どものバイリンガル教育のため、日本語の絵本を際限なく買い与えられることができれば良いのでしょうが、ニューヨークで日本語の絵本や雑誌を購入するのは経済面で親に負担がかかります。
とは言え、日本語の絵本の読み聞かせはバイリンガル子育てには必要不可欠です。読み聞かせをせずに、子どもに日本語の読み書きをしてほしいと願うのは到底無理な話です。また、読み聞かせの時間は、日本語で親子のコミュニケーションの場を持つことができるだけでなく、日本語の語彙を子ども達の中に少しずつ蓄積させるためにも重要な役割を占めています。
では、皆さんは、毎日の読み聞かせに使う絵本をどのように選んでいますか?
毎回違う絵本を読んでいる方もいれば、同じ絵本を何度も何度も読み聞かせている方もいらっしゃることでしょう。
このブログで「学習には繰り返しが大切だ」といつもお話ししているように、絵本の読み聞かせに関しても同じことが言えます。つまり、同じ絵本を繰り返し読み聞かせた方が、より早く子どもは新しいことを学ぶことができます。もちろん、たくさんの絵本を読み聞かせることが良くないというわけでは決してありません。違う本を読むことでより多くの語彙が増えるのも事実ですが、バイリンガル子育てのためにと無理をして多くの絵本を買い揃える必要などはなく、子どもが気に入った1冊の絵本を繰り返し読んであげることも重要なのです。
Picture Books / Enokson
1日30分の読み聞かせを約半年ほど続ければ、子どもの読書年齢を2年引き上げることができるという研究結果もあります。現在、「子どもが日本語の読書を嫌がる」と悩まれている方は、日本語での読書年齢が実年齢に比べて低いことが原因の場合が多いので、これから少しずつ読み聞かせを再開してみるのも良いでしょうね。
絵本の数量にかかわらず、日本語で読み聞かせをすればするほど、子ども達は将来のバイリンガルに一歩ずつ近づいているということを頭の隅に置きつつ、毎日楽しく絵本の読み聞かせを続けてくださいね!
繰り返すことはどの学習をするうえでも重要です。そのため、みらい塾では音読や視写の教材として少なくとも1か月間は同じ本を使用して指導することにしています。暗唱できるほどにスラスラ読めるようになってこそ、文章の意味が分かるようになります。生徒一人ひとりの日本語レベルに合わせた読み物を毎月提供することで無理なく読書を進められるとともに、日本語の語彙力もアップして一石二鳥です!
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