皆さんは、お子さんに考える力があると自信を持って言えますか?
mmm / akaitori
自分で考え仕事をする、自分の考えを他人に伝える ―――これは、社会人として必要不可欠な能力と言えます。
日本語/英語にかかわりなく、将来求められるスキルである「思考力」と「表現力」は、学校や塾で学んでくるものではなく、家庭での習慣で身に付くものばかりです。
と言うことで、今日は、家庭でできる思考力と表現力を伸ばす3つの方法をご紹介しましょう。
親子のコミュニケーションをたくさん持つ
海外で暮らしている子ども達の日本語は、身近な日本人である親からの情報がほとんどです。親がどれだけ日本語で子どもに語り掛けているかは、子どもが将来どの程度のバイリンガルになれるかを大きく左右します。赤ん坊と同様、ある程度の語彙が子どもの中に蓄積されなければ、日本語が口を伝って出ることはありません。たとえ、子どもから日本語で返ってこなくても、多くの語彙を貯蓄できるよう、毎日たくさんの日本語シャワーを浴びせてあげましょう。
仮に、5~6歳の時点でひらがなの読み書きができないお子さんでも、それまで家庭で日本語を話していれば、みらい塾で遅れを取り戻すことは十分可能ですよ。
子どもの質問に答える
子ども達は、大好きなお父さん/お母さんの話している言葉に興味を持っています。子どもから何か日本や日本語に対しての質問をされたとき、忙しいからと「後でね」や「また今度」などと先延ばしにしていてはいけません。また、親のうろ覚えの知識で適当に答えを返すのではなく、辞書や図鑑、インターネットなどでいっしょに調べ、答えを見つける過程も大切です。
日本語の本を定期購読する
海外で日本語の本を手にする機会はまだまだ少ないのが現状です。「インターネットで十分」と思っていては子どもの日本語力は伸びていきません。
親子で雑誌や本を眺めながら書かれている内容について会話をする、すぐ手に取れる場所に日本語の本を置く、毎月子どもの名前で本や雑誌が届く ―――などをすることで、子どもは自然と日本語に興味を持ち、日本語での思考力や表現力が身に付きます。
特に、時事問題を家庭で話せるようにすることは重要です。ニュースの中で出てくる専門用語や社会の仕組みを親が日本語で説明してあげることで、子どもの語彙力が増えるとともに、日本語での思考力も育ちます。
海外で年齢に合った日本語力を維持するためにも、日本語での知識を増やしてあげましょう。
日本語の語彙力や知識を増やすには、日系新聞の購読がおススメです。また、忙しくて毎日新聞をチェックする時間がない子には、毎日新聞社が出版している月刊誌「Newsがわかる」が良いでしょう。このニュース雑誌は、1カ月の日本や世界のニュースを簡単にまとめてあるだけでなく、小学3年生以降の漢字すべてにフリガナあり、イラスト・写真多数、全ページカラー、難しい言葉には注釈あり ―――と、細かな工夫が満載で10歳から気軽に読めるのが特徴です。
あいにく、紀伊国屋などの日系書店では1部からの販売はしていないようなので、もし購読前に手に取って確かめたいという方は、みらい塾にお立ち寄りください。
※みらい塾では販売の斡旋や購読の手続きなどは行っておりませんので、あらかじめご了承ください。
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