Thanksgiving Day(感謝祭)も終わり、これから一気にクリスマス・ムードに突入するニューヨークですが、皆さんは、クリスマスの代名詞とも言えるRockefeller Center(ロックフェラー・センター)のクリスマス・ツリーを毎年見に行かれますか?
The Rockefeller Angels / Allison Harger
街中がイルミネーションで光り輝くニューヨークのクリスマス。この時期、中でも絶対に外せない観光スポットである「ロックフェラー・センターの巨大クリスマス・ツリー」は、ニューヨークの冬の風物詩です。
今日は、そんな今年で80回目を迎える巨大クリスマス・ツリーの点灯式をご紹介しましょう。
1933年に始まり、世界でもっとも有名なこのクリスマス・ツリーの点灯式イベントは、今年も11月28日(水)の午後7時~9時に開催されます。
このイベントには、ブルームバーグ市長を始めとする著名人も多く訪れ、Rod Stewart(ロッド・スチュワート)、CeeLo Green(シーロー・グリーン)、Il Volo(イル・ヴォーロ)などによるライブパフォーマンスに加え、Mariah Carey(マライア・キャリー)やBilly Crystal(ビリー・クリスタル)、Bette Midler(ベット・ミドラー)なども登場し、クリスマスシーズンの始まりを告げるイベントとして今年も盛大に行なわれます。
毎年テレビ中継もされているので、ニューヨーク以外にお住まいの方でもニュースなどを通じてお馴染みの光景ですよね。
ロックフェラー・センターのクリスマス・ツリーには、通常、Norway Spruce(ドイツトウヒ・米松)が使われ、少なくとも高さ65フィート(約20メートル)、幅35フィート(約10メートル)以上の大木でなくてはならないそうです。
今年は、ニュージャージー州のMorris County(モリス郡)Flanders(フランダース)に住むJoseph Balku(ジョセフ・バルク)さんの裏庭にあった樹齢80年、重さ10トン、高さ80フィート(約24メートル)、幅50フィート(約15メートル)もある巨大なドイツトウヒが寄贈され、今月14日にロックフェラー・センターに運ばれました。
名誉あるこの大木には3万個以上ある色とりどりのLEDライトと先端にはSwarovski(スワロフスキー)のクリスタルの星がすでに飾りつけられ、点灯式を今か今かと待ちわびています。
ツリー点灯を一目見ようと思っている方は、周辺は交通規制が敷かれ早々に来場者で埋め尽くされてしまうので、ツリーを眺められる場所に無事に辿りつくためにも、ロックフェラー・センター付近へはかなり早くに到着しておくことをおススメします。
また、ツリーをゆっくりと楽しみたい方は、点灯式後の平日の夜遅めの時間帯が比較的空いていますよ。ライトが点灯しているのは、2013年1月7日の午後11時まで毎日午前5時半~午後11時半までですが、クリスマス当日だけは、24時間点灯してます。
クリスマスを満喫できる雰囲気抜群のこの時期、皆さんも、ぜひニューヨークに遊びに来てくださいね!
【イベント詳細】
開催日時:11月28日(水)午後7時~9時
開催場所:30 Rockefeller Plaza, New York (48th – 51st Streets and 5th – 6th Avenues)
笛吹き天使の間からツリーがとても綺麗に見えるので、ここから写真を撮るのがベストスポットだと思います。
また、ロックフェラー・センターの周辺は、巨大ツリーを中心にクリスマス一色になり、天使が並んでいる道を5番街へ進むと、ビルの外壁に雪の結晶のイルミネーションが見えます。ライトアップされた雪の結晶は一定時刻になると点滅を始め、光のショーを見せてくれるので、こちらもお見逃しなく!
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