皆さんは、使わなくなった携帯電話やコンピュータ、タブレットなどの電子機器を普段どのように処分していますか?
Trash Recycling with Disposal Containers / epSos.de
3~4月にかけて、The NYC Department of Sanitation(ニューヨーク市衛生局)では、昨年同様、不要品の処分イベントと称し、「Spring 2013 NYC SAFE Disposal Events」を開催しています。
イベント名にある「SAFE」は、「Solvents(溶媒)、Automotive(自動車)、Flammable(可燃物)、Electronics(電子機器)」の頭文字から来ており、通常のゴミのように簡単に捨てられないこれらの不要品を安全に引き取るという意味が込められています。
このイベントは、ニューヨークの5区(Manhattan, Brooklyn, Bronx, Queens, Staten Island)のそれぞれの地域で開催され、雨天でも決行です。すでに、クイーンズとブルックリンは終わってしまいましたが、まだ3ヶ所残っているので、不要な危険物をお持ちの方はぜひこの機会にお立ち寄りください。
日時 | 回収場所 |
3/30(土) 10am-4pm |
クイーンズ Citi Field, Parking Lots E & F ※終了 |
4/7(日) 10am-4pm |
ブルックリン Prospect Park, Park Circle ※終了 |
4/14(日) 10am-4pm |
スタテンアイランド Staten Island Mall, Parking Lot F |
4/20(土) 10am-4pm |
ブロンクス Yankee Stadium, 151st Street Lot |
4/28(日) 10am-4pm |
マンハッタン Columbia University/Teachers College |
イベントへは、上記5区の住民のみが参加可能で、当日は住居証明が必要となります。また、このイベントはあくまで家庭内の不要品の回収のためであり、ビジネス関連やゴミの収集機関などから出た不要品は認められません。
それぞれの回収所で引き取りができる製品は、製品ラベルに「Danger(危険)、Warning(注意)、Caution(警告)」などの記載がある危険物や有害物質が含まれている製品に限ります。例えば、家庭で使われていた電球や蛍光灯、充電電池、ブリーチ液、オーブンクリーナー、医薬品、携帯電話やコンピュータ機器、タブレットなどのポータブル機器、テレビやDVDプレーヤーなどが引き取ってもらえます。
ただ、アルカリ電池やラテックス塗料などの製品には、現在はもう有害物質が含まれておらず、通常のゴミとして出すことができるので、このイベントには該当しません。
収集された電気製品や携帯電話は、すべてのデータを消去した上で、リサイクルまたは修復し再利用されます。
詳しい情報やその他の危険物リストは、以下の公式サイトからご確認ください。
【参考サイト】
The NYC Department of Sanitation公式サイト
Poison Help Hotline:800-222-1222
私はアルカリ電池派ですが、充電電池が通常のゴミとして処理できないとは知りませんでした。製品ラベルにはきちんとその旨が記載されているのでしょうか。製品を買うときは、捨てるときのことも考えて購入しないといけませんね。
こうしたイベントが定期的に開催されることで、改めて危険物や有害物質が含まれる製品の処理のしかた、「3R:Reduce(抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再生利用)」の大切さなどを考えさせられます。環境のためにも、未来の子ども達のためにも、リサイクルできるものはできる限りしたいものですね。
ぜひ、皆さんもご家庭でお子さんと「3R」について話す機会を作ってみてくださいね。(^_^)
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