親は子どもに勉強を教えない方が良い?!


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。fight3

皆さんは、子どもの日本語の勉強を家で見てあげていますか?


Teaching the youngster to feed / foxypar4

小中学校くらいの勉強でしたら、子どもの勉強を見てあげている親御さんも多いのではないでしょうか。しかし、実際は、どうも上手く教えられないと悩んでいるご家庭もいらっしゃいます。

 

 

補習校や塾に頼らず家庭で日本語を教えることができれば、時間的にも経済的にも良いとは思っていても、実際は上手くいきません。

親が子どもに勉強を教えるのがなかなか上手くいかないのには、すべてのことを理解させようと必死になってしまったり、感情的になってしまうからです。例えば、まだ基礎のできていない段階の子に応用問題を教えようとしたり、1年生の漢字の読み書きもおぼつかない子に年齢相当の漢字を覚えさせようとしたり、さらに、教えたことができないときにはついつい大声で怒鳴ってしまう…。

言語を学ぶには無理なく習得するために決められた順序があり、子どもの能力に合わせた学習をしなければ日本語の習得は到底望めません。しかし、親はどうしても自分の子どもの能力を客観的に見ることができず、日本語を教えることだけに必死になり、親の自己満足で終わってしまっているケースが多いです。さらに、親が一生懸命になればなるほど、子どもには身についていないことも…。

では、親は子どもの日本語にかかわらない方が良いのか?

いいえ、ドンドンかかわってください!
親のかかわりが多いほど、子どもの日本語力(学力)は高い傾向にあります。例えば、一緒に日本語学習の計画を立てる、日本語の本を本屋で一緒に探す、日本のアニメやマンガの話をする、問題集や参考書を一緒に選ぶ、日本語がある程度できるようになるまで声かけをする ―――など、親が子どもの日本語学習にかかわるチャンスは限りないです。

そして、もっとも重要な親のかかわり方は、「褒める」ことです。親からの褒めことばは、子どもにとって何よりのご褒美です。さらに、日本にいるおじいちゃん・おばあちゃんから日本語の上達を褒められればモチベーションも上がるでしょう。


/ rombocket

補習校や塾に通っている子は、いっそのこと、日本語を教えることはそちらに任せてみましょう。

家庭では、学校や塾ではできない、家庭ならではの方法を考えてみるのが良いですね。例えば、補習校や塾で習った漢字を背中に指で書いて当てっこする「背中文字当てゲーム」や、日本の都道府県や県庁所在地に関する問題をクイズ形式で出し合う「都道府県クイズ」、タイムを計りながら計算の早さを競い合う「100マス計算バトル」 ―――などなど。親子で楽しみながら日本語に触れ合う方法はいくらでもありますよ!

親は勉強を教えるのではなく、一緒に日本語を練習したり、子どもが勉強している様子を注意してみてあげたり、日本語学習がやる気になるような環境や方法を工夫してあげましょう!


みらい塾では「無理なく・無駄なく・楽しく」をモットーに、海外で暮らす子ども達が長く日本語学習を続けていけるサポートをしています。体験学習は随時無料で行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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