皆さんは、数年前にアメリカの子ども達の間で大流行した「Silly Bandz(シリーバンズ)」を覚えていますか?
Silly Bandz. 😀 / kbra_
シリーバンズは、色付きのシリコン素材で作られた動物などいろいろな形をしたブレスレットです。一時は全米規模でブームになったラバーバンドでしたが、実は、これはもともと日本のデザイン文具から発想を得た商品なんですよ。
さて、そんなシリーバンズの後釜となるのが、今年アメリカのおもちゃ界に旋風を巻き起こしている「Rainbow Loom(レインボー・ルーム)」です!
レインボー・ルームは、今夏からジワジワと流行りだし、現在では男女問わず、主に小学生の間で大ブームになっているゴムで作るブレスレットです。
ゴム製ブレスレットを簡単に作るための「レインボー・ルーム・キット」は、大手ディスカウント小売店Target(ターゲット)や手芸用品専門店Michaels(マイケルズ)などで取扱われており、発売当初はどの店でも品薄状態が続いていたほどの人気振りでした。ちなみに、現在は、各店舗の商品在庫も安定しており、大型オンラインショップのAmazon(アマゾン)やレインボー・ルームの公式サイトでも取り扱っているので、近くのお店で見つからない場合はオンラインで購入することもできますよ。
レインボー・ルームの作り方はとてもシンプルで、プラスチックのキットに好みのカラーの輪ゴムをひっかけながら、付属のかぎ針のようなものでゴムを編んでいくだけです。自分で好みのデザインや色のオリジナル・ブレスレットや指輪などが手軽に作れるとあり、クリエイティブな子ども達のハートをしっかり掴んだようですね。
さて、この大ヒット商品の開発者であるCheong Ng(チョン・イン氏)は、もともと大手自動車メーカーNissan(日産)でクラッシュテストのエンジニアをしており、自宅のガレージで2人の娘のために作ったおもちゃ(レインボー・ルーム)の使い方をYoutubeにアップしたことがきっかけとなり、瞬く間にヒット商品になったという、まさに「アメリカン・ドリーム」を掴んだ方なんですよ。
皆さんも、お子さんといっしょに編み物ならぬ「ゴム編み」を楽しんでみてはどうですか?
タブレットや携帯ゲームなどデジタルが氾濫しているこの時代に、こうしたアナログのものが流行るのは不思議な現象ですが、手先も器用になりそうだし、親としてはこのブームが長く続く方が嬉しいかも知れないですね。(^-^)
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