読書好きの子どもを育てる4つのポイント


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。book1

読書は学習の基本となるだけでなく、子ども達の心を豊かにしてくれます。


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ですので、皆さんが、「読書が好きな子に育てたい」と思うのは、親として当然のことでしょう。

 

 

バイリンガル教育を始めたばかりの頃、つまり、子どもが幼児期のころは、「日本語を話して欲しい」という願いから、皆さんも頑張って日本語で話しかけたり、絵本の読み聞かせをしたりしていたことでしょう。

そして、好きな絵本を持ってきては、「読んで!読んで!」とねだっていた子どもが、徐々に、ひらがな、カタカナ、漢字など文字を覚えてゆき、フリガナがふっていれば自分で読めるようなレベルにまで達したとき、親としては、「あぁ、バイリンガル子育てを頑張ってきて良かった♪」と嬉しいものです。しかも、絵本ではなく、挿絵だけの小説や物語の本を読んでいる子どもの姿を見ると、感慨深いものですよね。

それなのに、気がつくと子どもが日本語の本を読まなくなっている ―――ということはありませんか。

実は、子どもが日本語の本を読まなくなったのは、親の声かけが大きく影響しているんです。皆さんも、こんな声かけをお子さんにしたことがありませんか?

こんな本を読んでみてはどう?
マンガは本じゃないよ。
この本を読んでどう思ったの?

「ええ~、何がいけないの?!」と思った方、要注意です!
残念ながら、このような声かけは子どもを読書嫌いにする原因となります。

本を読むのが初めから嫌いな子などいません。自分で本を読めるようになったばかりの子は、自分で本が読みたくてたまらず、好きな本を読んでいることがとても嬉しいのです。しかし、親が読ませたい本を勧めたり、感想を聞いたりすると、楽しい読書の時間が一転し、「勉強の一環」になってしまいます。それがどんなに面白く素晴らしい本であったとしても、「自発的に読む本」と「勧められて読む本」では子どもの気分が180度変わります。


リラックマ 4クママンガ 1 / yto

さらに、親がマンガを読まない家庭ではマンガに対して良い印象はないかも知れません。物語の本に比べると、マンガ本は文字量も少ないですしね。

しかし、ここはアメリカ。

日本語に触れるという意味では、たとえマンガでも子どもの日本語力に良い影響を与えます。親がマンガの内容をチェックすることは必要でしょうが、子どもが好きなマンガがあれば、ドンドン読ませてあげてください。マンガで日本の文化や生活を身近に感じることができ、しかも、楽しんで日本語を読んでくれる ―――まさに、海外でのバイリンガル教育において、マンガは素晴らしい教材です。

それでも、「マンガばっかり読んでも…」と思われる方もいらっしゃるでしょう。でも、ご安心ください!
マンガで活字に慣れた子は、本の活字に対しても嫌悪感を抱きづらいんですよ。

まずは、マンガで「読書の初めの一歩」を踏ませてあげてみてくださいね。

読書好きの子を育てる4つのポイント

 

●子どもが読む本に親が干渉しないこと
●読書を義務化しないこと
●親もいっしょに読書を楽しむこと
●子どもがいつもいる場所に本棚を置くこと

読書もしつけも、親の背中を見ながら子どもは育ちます。
子どもを読書好きに育てたいときは、お子さんに親御さんが本を読んでいる姿をたくさん見せてあげることが一番有効ですよ!


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