頭が良い子が必ずしもエラいとは思いませんが、知識量は、子どもの人生に大きな影響を及ぼすことは否めません。
その知識量をはかれる学業での成功は、その先の大学や職業、収入、結婚などにおいてより多くの選択肢を子ども達に与えてくれます。
単に子どもに知識を与えるのであれば、手っ取り早いのが学習塾や家庭教師などにお金を費やすことでしょう。しかし、お金をかけずとも、家庭で親が子どもをうまく導いてあげることで、学業の成功への道を進むことができます。
1.十分な睡眠を取らせる
睡眠不足が子どもの学習力に大きな悪影響を及ぼすことは、すでに多くの研究結果からも分かっている通りです。子どもが十分な睡眠を取るためには、毎晩、決まった時刻に寝ることは必須です。
また、良い睡眠をとるためには、少なくとも就寝30分前には、テレビやコンピュータ、携帯電話などの目に刺激の強い液晶画面を見せることは避けましょう。さらに、摂取したカフェインが完全に排出されるまでに8~14時間かかると言われていることから、少なくとも就寝8時間前には、興奮作用のあるカフェインが入っている飲み物(コーヒー、紅茶、緑茶、ココアなど)やチョコレートなどの食べものは控えましょう。
2.努力を褒める
褒めるときは、「100点取れたね、頑張ったからだね!」のように努力したことを褒めてあげ、子どもの自信とやる気を育てましょう。
褒めると言うと、「100点取れたね、賢いね!」などと褒めてしまいがちですが、点数や頭の良し悪しだけで評価されている子は、自己否定する傾向にあります。これに対し、普段努力を褒められている子は、テスト結果が良くないときでも、自分の能力が低いのではなく、努力が足りなかったせいだと認識します。
3.子どもの学習スタイルを尊重する
子どもに合った学習方法やスタイルをいっしょに探してあげるのも大切です。
親が考えた学習法が、必ずしも子どもにとってもベストな方法だとは限りません。図書館のような雑音の少ない静かな場所が良いという子もいれば、音楽を聴きながらのほうが集中できるという子もいるでしょう。子どもが勉強のしかたにこだわりを持っているのなら、本人が決めた学習スタイルを尊重してあげることです。
もし別の方法が良いと思ったときは、親の方法を一方的に押し付けるのではなく、違う勉強法もあるのだということをアドバイスしてあげましょう。
4.家族そろって食事をする
近年のColumbia University(コロンビア大学)の研究では、親子団らんで食卓を囲む習慣のある子は、成績が良いだけでなく、薬物や飲酒、摂食障害などの問題を抱えにくいと言います。
テレビを消して、会話を楽しみながら食べる時間を作りましょう。
仕事などが忙しく、子どもといっしょに夕食を毎晩とれないときは、少し早起きをして朝ごはんをいっしょに食べたり、自分は食べなくても、子どもが食べているときに一緒に食卓を囲みながら会話をしたりするような時間を持つと良いでしょう。
5.家庭でのストレスをゼロにする
自宅は、学校や外の世界で緊張し続けている子ども達が唯一リラックスできる場所であるべきです。家庭内でのストレスは、その後2日間も学校生活に影響するとの研究結果もあるほど、子ども達には大きな負担になります。
ペットの散歩をする、好きな本を共有する、映画を楽しむ、ヨガをする ―――など、親子でいっしょにリラックスできる時間を作り、子どもがのんびり、のびのびと過ごせる場所と安心感を与えてあげましょう。
親ができることは、勉強する環境を整えてあげることです。そして、子ども達そうした環境の中で、自分で考え解決する勉強方法を見出していけるようになります。
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