間違いを嫌がる子は要注意!


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。twogoods3

皆さんのお子さんは、間違えたときにどんな反応をしますか。

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誰だって間違うことは嫌なことですよね。しかし、間違いを指摘されることを【極度に】嫌がる子は要注意です!

 

 

子どもが間違いを指摘されることを嫌がるのは、親が間違いを気にするのが原因です。

●テストで100点を取ったら褒める
●ノートに丸印がたくさんあったら褒める
●宿題で分からないところがあったらすぐに教える

―――パッと見たかぎり問題がなさそうですが、実は、こうした親の行動は子どもの【自立心】を妨げてしまいます。親のこうした行動の結果、子どもは問題の一つひとつを正解だと確認しなくては次に進めなくなり、「先生、これって、『イ(にんべん)』だったっけ? それとも、『言(ごんべん)』だったっけ?」とヒントをもらおうとしたり、細かなことでも指示をあおいだりするようになってしまいます。

さらに、間違いを恐れるあまり、

●この問題やってもいいですか。
●これは、ノートのどこに書けばいいですか。
●ここは、これで合ってますか。
●これを書いてもいいですか。

―――のように、親や先生に常に指示を仰ごうとするようになります。これらは、一見すると、【良い子・素直な子】と思われがちな行為ですが、これは大きな【落とし穴】と言えます。

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こうした指示待ちの子の多くは、自分ではなにも考えていない判断を他人任せにしている自他の意見の区別がついていない ―――という非常に危ない状態で、親の行動に対して赤信号を発しています。

すでに伝えている段取りややり方を何度も質問したり、指示を仰いでから行動したりすることで、【自ら考えて間違ってしまう】という最悪のケースを子どもは無意識に避けようとしています。また、間違いを指摘されると、「忘れてただけ!」「分かってたのに~」「勘違いしちゃった」と自分が間違ったことを決して認めない子が多いです。残念ながら、これでは学力向上は到底見込めません。

勉強は、子どもの間違いを指摘することが最終目的ではありません。
次に同じような問題が出たときに、間違わなくなればそれで良いのです。ですので、ノートに印を付けられるのが嫌であれば、子ども自身に○Xを付けさせるのも良いです。できれば、消しゴムは使わない方が良いですが、Xを付けずに書き直しをさせるだけでも構いません。

要は、間違えたことを認識し、間違えた部分を正しく覚えることがもっとも大切なんですから!

いつも親がお膳立てをしてあげていると、自分では何も決断できなくなる子が育ちます。
「間違っても、まずは自分の力でやってみよう!」と子ども達が思えるような声かけをご家庭でもぜひしてあげてくださいね♪

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