皆さんは、子どものために【よい親】でありたいと願っていますか。
子育ての環境は変われど、「どんな風に子育てをすれば良いのか」は、いつの時代でも親を悩ませてきた永遠のテーマです。
しかし、ひとくちに、【よい親】と言っても、「子どもの言うことをすべて聞き入れる」ということではありません。子ども達が将来、変わりゆく社会にも適応し、自立して生きていけるようになるために、今できる【よい親】としての行動について考えていきましょう。
1.夜の睡眠時間を確保すること
どの年齢のお子さんにかかわらず、夜の9時や10時を過ぎてから宿題や勉強を始めるのは、非常に効率が悪い勉強のしかたです。睡眠時間を削って勉強をしても、次の日ボーっとし授業に集中できず、明らかに勉強の効率が落ちます。これを黙認しているようでは、【よい親】として行動しているとは言えません。
子どもの夜の睡眠時間を確保することは、【よい親】としての行動の第1歩です。
2.長時間の勉強はさせないこと
子どもが長時間、机の前で勉強に取り組んでいる姿を見ると、親はついつい安心してしまいます。しかし、勉強はいかに効率よくするかが重要であって、やみくもに勉強時間を長くすれば良いと言うものではありません。
少なくとも中学生ごろまでは、勉強する【時間】と【量】を親が見極めてあげましょう。
3.子どもを一人で勉強させないこと
インターネットや携帯電話、テレビ、ゲームなどがあふれる環境の中で、よほど意志が強くないと、子どもがひとりで勉強に集中することなどできません。子ども部屋でひとりで勉強させるよりも、家族の気配が感じられるリビングルームやダイニングルームなどのスペースで勉強させましょう。
4.宿題は子ども任せにしないこと
長期の休みや、週1回の補習校や塾などの宿題は、毎日少しずつ進めていくのが理想です。しかし、自立学習のできていない子どもにそれを実行させるのは、非常に難しいことです。ついつい、「前日(終盤)に焦ってやる」パターンになっている子も多いことでしょう。
子どもの自主性を尊重しているので、「学校や宿題のことは子どもに任せている」とおっしゃる方もいますが、自立学習ができていない以上、子どもだけに勉強の管理を任せてしまうのは、ただの放任です。しかし、「勉強しなさい!」「宿題をしなさい!」などと、親が強制的にやらせてしまうのもあまり【よい親】の行動とは言えません。
そんなときは、親子のルールを決め、それをきちんと守らせることです!
「やりたいことは、やるべきことが終わってからする」という意識を子どもに持たせるためにも、まずは、勉強する【時間】と【場所】を親子でルール化し、必ず守らせるようにしましょう。毎日の勉強の習慣ができていない場合は、子どもにとって負担の少ない時間から始め、徐々に時間を延ばしていき、最終的には、宿題以外の毎日の勉強時間が【学年x10分】ほどできるようになるのが目安です。
5.宿題で困っていても教えないこと
「子どもの宿題にどう付き合っていけば良いのか」は、意見が分かれるところです。子どもが宿題の内容を理解していないからといって、親が考えた答えをそのまま書かせるのは、【よい親】の行動ではありません。
また、子どもが作文の宿題で困っているとき、「主人公の気持ちになって書けば良いんだよ」などのようなアドバイスは漠然としすぎて、かえって子どもを混乱させてしまいます。そういうとき、【よい親】としては、文章を書くうえでの「ひな型(テンプレート)」を与えます。本を読んだ感想文を書くのであれば、はじめに「いちばん感じたこと」を書き、次に「その理由」を、最後にまた「自分の気持ち」を書けばよいと教えてあげます。
ぼくは、カレーがすきです。
なぜなら、ご飯といっしょに食べられるからです。
それに、きらいな野菜でも気にせず食べられるからです。
だから、ぼくはカレーがすきです。
このように、先に作文としての定型を与えることで、子どもは考えるきっかけをつかめ、自分で書き始めやすくなります。子どもが自由に取り組めるようにサポートすることが【よい親】です。
今日から、【よい親】として、これら5つの行動をぜひ実行してみてくださいね!
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