こんにちは、みらい塾 塾長の馬場です。
アメリカでは幾度となくニュースで取り上げられている問題ですが、日本でも子どもの肥満が深刻な社会問題となってきています。
日本食は、世界中で健康志向の人々に大きな支持を受けているヘルシー・フードのひとつですが、食生活の欧米化に伴い、肥満傾向の日本人の子どもは、ここ30年の間に2~3倍に増加していると文部科学省の調査で明らかにされました。
また、日本人の9~17歳の男子の10人に1人は肥満であるとの結果が出ています。ちなみに、アメリカは3人に1人の割合なので、かなり深刻な社会問題です。先日、ニューヨーク市のMayor Bloomberg(ブルームバーグ市長)が、特大サイズの規制計画を立てているというニュースが大きく報道されたのも頷けますよね。
アメリカで育っている日本人の子ども達は、日本のような栄養を考えた献立給食ではなく、典型的なジャンク・フードであるピザやハンバーガーなどの高カロリーなものを学校給食として毎日供給されています。
ここ数年、オバマ大統領の奥様であるミシェル夫人が各方面へ「正しい食生活」を強くアピールしているのが功を奏し、年々アメリカの学校給食の献立にも「油で揚げたフレンチフライは出さない・フルーツやサラダを増やす・校内にジュースの自動販売機を設置しない」などの改善の兆しは見られますが、まだまだ社会全体としての取り組みが必要です。
しかし、生活習慣や食生活が確立するのは小児期からなので、一生の健康づくりのためには、家庭での小さい時からの基礎づくりが何よりも大切です。
また、家族が肥満傾向の家庭は、子どもも肥満になる確率が高いと言われているように、親御さん(特に、食卓を管理しているお母さん)の食生活や生活習慣は子ども達に大きな影響を与え、それはその子の発育だけでなく、今後の人生にも影響するということを自覚しなくてはなりません。
まずは、お子さんの肥満度チェックをしてみてください。
肥満の注意信号が出たお子さんを持つ親御さんは、ぜひ今日から家族全員の食生活を見直すようにしましょう。
Junk food / mauricesvay
以下のサイトをご参考ください。
www.takaa.jp/:子どもの肥満防止対策サイト
今日のひとり言
突然、無性にKFCのフライドチキンが食べたくなる時があります。日本で学生時代によく食べていたからでしょうか。 近所にKFCがないのがせめてもの救いです…。(^_^;) |