さて、海外で子どもを日英バイリンガルに育てたいと望んでいる方も多いことでしょう。
しかし、国際結婚だったり共働きだったりすると、家庭での日本語環境がなかなか作ってあげられず、不安や焦りを持ったりするものです。
国際結婚の場合、家庭での主な言語が英語である場合が多く、
日本語が理解できない配偶者の前で
お子さんに積極的に日本語で話しかけるのを躊躇されるお母さんも多いです。
また、共働きのご家庭では、
出かけるときも帰ってきてからも時間に追われた生活を送っているため、
子どもとゆっくりと日本語で関わる機会が少ないと落ち込んだり、
子どもに申し訳なく思っておられるというのをよく耳にします。
そこで今日は、
海外での日本語は、これだけ実行していれば何とかなる!
という、とっておきの秘策をお教えしましょう。
それは、言わずと知れた読み聞かせです。
絵本の読み聞かせにかかる時間は、1日たった5分~15分程度です。
この時間を子どもに割り振ったからといって、
日常生活が大きく左右することは決してありません。
ですので、安心して読み聞かせを毎日の生活スケジュールの中に入れてください!
読み聞かせが習慣となることで、子どもの生活態度が劇的に変わります。
「待てば、楽しい絵本の時間が来る!」ということが子どもにも分かれば、
その日に読んでもらいたい絵本を探しながら、
子どもはお母さんが用事を終わらせるのをひたすら待ってくれます。
そして、読み聞かせの間中、
満面の笑みで、お母さんの横にくっつき、ワクワクしながら絵本の世界へ入り込みます。
お母さんがどんなに忙しそうにしていても、
自分と一緒の時間を必ず作ってくれるという安心感と充実感を得ることで、
子どもにとって、親と日本語に関わっているときの時間が大好なひとときになります。
また、絵本の読み聞かせの習慣が長期間続くことで、
現実とは違うファンタジーワールドで、想像力が豊かになる
絵本に出てくる話に様々な疑問を持つことで、好奇心が旺盛になる
知らないことを知りたいと思うことで、探究心が育つ
お母さんの読み聞かせの声に耳を傾けることで、集中力がつく
お話の先を考えることで、思考力が育まれる
絵本の中に出てくる言葉や言い回しで、語彙の幅が広がる
あらゆるジャンルの本を読むことで、読書が好きになる
と、読み聞かせをしない理由が思い浮かばないほど、メリット満載です!
ただし、便利だからと言って、
タブレットのアプリなどに大切な読み聞かせの仕事を任せないでくださいね。
また、残念なことに、
小さい頃は熱心に読み聞かせをしていたお母さんも、
なぜか子どもが字を読めるようになった途端、辞めてしまう方が多いようです。
しかし、本人が望むのなら、読み聞かせはいつまでも続けてください。
絵本から物語へと様変わりはするでしょうが、
小学校中・高学年になっても、
中学生になっても、
もちろん、高校生になっても…です!
1日のうちのたった5分の読み聞かせによって得られる効果は無限です。
しかも、国際結婚や共働きなどの家庭環境に関係なく、すぐに始められます。
読み聞かせを毎日続けるだけで、海外での日本語力は伸びていきます。
ぜひお試しあれ!
みらい塾では本を読むことを習慣にできるよう後押しします。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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