さて、今年もその年の世相を表す漢字一字を全国から募集した結果が発表されました。今年は19万票以上の応募の中から、災の一字が選ばれました。
毎年発表される「今年の漢字」は、
京都・清水寺の住職の揮毫によって、ご本尊へ奉納する儀式として有名です。
さまざまなメディアなどでも注目されており、
ヒット商品番付や流行語大賞などと並び、
一年を締めくくるにふさわしい年末恒例イベントの一つです。
ちなみに、「今年の漢字」の発表は毎年12月12日ですが、
これは、いい字一字(1いい2じ1いち2じ)の語呂合わせにちなんで制定されました。
今年1位となった「災」は、災害の多かった2004年でも選出された漢字です。
かくゆう今年も、
福井県で136センチもの積雪があったことを始めとして、北陸を襲った豪雪。
草津白根山や霧島連山新燃岳の噴火。
死者200人以上を出した西日本豪雨。
史上最高の41.1℃を観測した記録的猛暑。
大阪・北海道・島根での震度6強の地震。
台風21号・24号の直撃による風雨被害
―――など、日本は自然災害の脅威を痛感した1年でした。
個人的には、
平成のJPOPを支えた安室奈美恵さんが引退で有終の美を飾った、
ちびまるこちゃんの生みの親・さくらももこさん、名女優・樹木希林さんなど、長く親しまれてきた方々が終焉をむかえられた、
「とんねるずのみなさんのおかげでした」「めちゃx2イケてるッ!」など長寿番組の終了、
築地市場が移転により「日本の台所」の役目を終えた、
そして、天皇陛下のご高齢ご退位表明により平成最後の年である
―――などの理由から、
「終」 かな~と思っていました。
今年は残念ながら、ネガティブな意味を持つ漢字が選ばれてしまったので、
ぜひ2019年はポジティブな漢字が選ばれる明るい年になることを願います。
では、最後になりますが、
今年も皆さまからのご支援、誠にありがとうごうざいました。
2019年もたくさんの笑顔がある塾にしてまいりますので、
みらい塾をよろしくお願いいたします!
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