子どもの自学力を育てるためには


こんにちは。みらい塾の馬場です。nigaoemaker1118_thumb

子ども達は、遅かれ早かれ、一人で勉強ができるようにならなくてはなりません。
将来の自学自習のために、今から親子でできることについて考えてみましょう。

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まず、一人で勉強できるようになるためには、
子ども自身が やってみよう!と思うことが必要です。

どんなことにもチャレンジしようとするためには、

これまでの学習で 実際にやったらできた!という
確かな成功体験の積み重ねが大切です。

しかも、



成功体験は、なにも勉強だけに限ったことではありません。
日々の生活の中でのほんの些細なことでも積み重ねられます。

できることを積極的にさせ、
成功経験を積み重ねてあげましょう!

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自学力獲得のための2ステップ

ステップ1: 学習目的を把握し、効果的な勉強法を知る

まずは、正しい勉強の仕方
つまり、成果の出る勉強の仕方を教えてあげましょう。

勉強しているのに成果が出ていない場合は、
まちがった方法で進めている可能性が高いので、すぐに見直します。

漢字学習を例に挙げると…


闇雲に何度も漢字を書く練習をしても、
時間がかかる割には、漢字を正しく読み書きできるようにはなりません。

漢字のを覚えたいのであれば、手本をよく見て丁寧に書くことを意識する
漢字の読みを覚えたいのであれば、それぞれの読みに対応する熟語を書き出す
漢字の使い方を覚えたいのであれば、その漢字を使った短文を作る

このように、漢字を覚えるという方法にもさまざまなやり方があり、
それぞれの学習で得られる効果は異なります。


ですので、


成果を出すためには、学習目的をきちんと把握することが重要です。

ステップ2: 成功体験を積み、成長を実感する


勉強をして成果が出だすと、
子どもは勉強に対して肯定的なイメージを持てるようになります。

これもやってみよう!
もっとやってみよう!

学習への意欲的な姿勢が見られるようになったら、
親はいったん静かに見守ってあげましょう。

しかし、


できることには積極的であっても、
できないことには消極的になってしまうのが人間です。

できないことをできるようにすることが勉強の本質ですので、
できないことに消極的な姿勢を続けていると
徐々に勉強の効果が見られなくなってしまします。

それをそのまま放置してしまっては、
勉強に対して意欲減退だけでなく、自信喪失にも繋がりかねませんので注意しましょう!

消極的な姿勢が見られるようになったら、
成功体験を増やし、自信を取り戻してあげてください。




例えば、


計算が得意な子には、100マス計算
文字を書くことが好きな子には、本の写し書き
遊び感覚で、数独脳トレレゴで超大作 などなど

こうした作業で少し自信が取り戻せたら、さらにレベルアップしてみましょう!




100マス計算や本の書き写しなどの学習は、
好きなことであっても、ついついダラダラとしてしまいがちです。


そんなときは、ぜひ時間を計って負荷をかけてみましょう。
さらに、計った時間を表やグラフにまとめ、家族みんなが見えるところに貼るのもおススメです。

計算や書き写しなどの単純学習は
毎日取り組んでいると、どんどんタイムが早くなっていきます。

そんな成長している自分を実感させてあげてください。



もちろん、家族で成果を讃えてあげるのをお忘れなく!

子どもに合った勉強方法は千差万別です。
親子で試行錯誤を繰り返しながら、
お子さんにぴったり合った成果のでる勉強法を見つけてあげてくださいね!

番外編 NG行動

子どもの自学自習をサポートするはずの親がNG行動をしてはいけません。


ありがちな失敗例は、
成功体験を十分に積ませずに、親が勝手に自学年齢を設定してしまうことです。

〇〇歳になったから、もう一人でできるでしょ!
中学生なんだから、自分でできるようになりなさい!

このような声かけは
子どもが見放されたと思ってしまう可能性が高いので、お気をつけください。

また、自学力を育てるための大前提として、
親に対する態度 生活態度 が整っていなくてはなりません。

勉強においては、天賦の才よりも、

人の意見を聞こうとする態度
すぐに実行しようとする素直さ

これらが必須です。
聞く耳を持たない子に対しては、

過去の記事
人の話を聞く子を育てるために親がすべき3つのこと」をぜひご一読ください。

みらい塾では自学自習を目指した指導をします。

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