皆さんは、国語は勉強してもしなくてもそんなに変わらないと思っていませんか。
たしかに、公式や法則などの明確な求め方はありませんが、国語を勉強すると飛躍的に学力・成績がアップします。
類似問題をくり返し解く算数
法則を理解する理科
年代や事柄を暗記する社会
ほかの教科のような分かりやすい勉強方法がない国語は
勉強しづらい
勉強の仕方がよく分からない
特に勉強しなくても何とかなる
と思っている子が多いようです。
まず、国語がほかの教科と決定的に違うことは、
初見の文章や問いを読んで解答すること
解答やヒントが文章内に記されていること
つまり、
ほかの教科のように公式や法則、年号などを覚える必要はなく、
文章の内容をしっかり理解し、
答えやヒントを探し出す作業を徹底すれば良いのです。
国語は全教科の学力アップにつながる生産性の高い教科です。
しかも、こんなに生産性が高いにもかかわらず、
実は国語力をアップさせることは意外と簡単なんです。
では、具体的にどのように文章を理解すればよいのかを考えていきましょう!
(1)一文を正しく理解するべし!
文の構成に欠かせない 主語と述語 をしっかり把握しましょう。
主語は、「~は、~が、~も」などを伴う言葉です。
述語は、「どうする、どんなだ、何だ」にあたる部分です。
日本語は文中の主語を省略することが多々あります。
そのため、述語に対応する主語を見誤ってしまうと文の意味を取り違えてしまいます。
加えて、指示語が指し示している言葉もつかんでおきましょう。
指示語は、いわゆる「こそあど言葉」です。
これ、その、あちらなど、前に出てきた言葉を言い換えた言葉です。
指示語が指し示している言葉を正確に把握し、一文を正しく理解しておきましょう。
(2)文のつながりを正しく理解するべし!
接続語を意識し、文と文とのつながりを把握します。
接続語は、前後の文や文節をつなぐ働きをする言葉です。
だから、それで ➡ 原因と当然の結果
しかし、一方 ➡ 反対や予想外の結果
では、ところで ➡ 話題が変わる
つまり、すなわち ➡ 大切なことをまとめる
上記以外にも接続語はいろいろありますが、
それぞれの接続語の意味を理解できていれば、
次に続く文の予想が容易にでき、格段に文章全体の意味がつかみやすくなります。
一文、一文を大切に読みながら、文章を正しく理解し、
全教科の基礎となる読解力を向上させましょう!
みらい塾は読解力強化を目指した指導をします!
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