見たまま書き写すことの大切さ


こんにちは。みらい塾の馬場です。

さて、皆さんのお子さんは「見たままを書き写す」ことがきちんとできていますか。

みらい塾では、
日本語の読み書き力を伸ばす効果的な学習方法のひとつとして、
視写をおススメしています。

視写は文字通り、視て写すことです。
混同して使われることもありますが、書写とは少し違います。

書写は文字を書き取ることで、視写は文章を書き写すことです。
つまり、文字の美しさではなく、
文章の正しい書き方を学ぶことが視写なんです。


ちなみに、書き写すという作業は国語だけでなく、さまざまな場面で登場します。

黒板の文字をノートに写す
文章から答えを抜き出す
計算した答えを解答用紙に書き写す



この「見たままを書き写す」作業は、
子どもにとってかなりの集中力を必要とし、苦手な子も多いです。




本人はきちんと書き写しているつもりでも

句読点やカッコを抜かす
濁点や半濁点を書き損ねる
漢字を書き間違える
文字を飛ばす


などの誤字・脱字は日常茶飯事です。

しかし、


見たものをきちんと認識できないと、
物事を正確に把握することはできません。

しかも、

物事を正確に把握する力は
成長するにつれて自然に得ることはありませんので、
小さい頃からの地道な積み重ねをしていきましょう!




では、これから視写に取り組むお子さんへ向けて
視写をするときの3つポイントについてお話しましょう。





(1)文節ごとにまとめて覚える

「く/ま/さ/ん/が…」のように一字一字を見ながら写すのではなく、
「くまさんが/ふくろを/みつけました…」のように
言葉のまとまりごとに覚えて書き写しましょう。

文節ごとに視写することで
読み書きのスピードが上がり、音読や視写がリズムよく行えます。


(2)一文ごとに確認する

視写に慣れるまでは正しく書けているかを一文ごとに確認すると良いでしょう。
最後まで間違いに気付かず、そのまま書き続けると、
最終的に書き直しが多くなり、モチベーションが下がってしまいます。

書き誤りがないかを一字一字確かめましょう。


(3)書いたあとに読み直す

書き終わったら、最後にもう一度、
自分の字を声に出して読むことをおススメします。

声に出して読むことで誤字・脱字などが容易に見つけられますよ。


書く 見直す→ 読む


これらが一連の動作として習慣化できると
テストでの書き間違いや書き損じが格段に減るようになりますよ♪





こんな面倒な視写をおススメするのは、とにかく、さまざまな効用があるからです。

良質の文章から語彙を増やせる
原稿用紙や符号の規則性が分かる
言葉を塊で捉え読み書き力が伸びる




見たままを書き写すだけで、
良いことがいっぱい得られる視写をぜひお試しください!

みらい塾では日本語の読み書き力を伸ばします!

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