ニューヨークは芸術の中心地とよく称されますが、そのニューヨークで、毎年日本人アーティストによる芸術の祭典「ジャパン・アート祭(JAM:Japanese Arts Matsuri)」が開催されているのをご存知でしたか?
今日は、その全米最大級の日本人主催の芸術祭をご紹介します。
今年で10回目を迎える「ジャパン・アート祭(JAM)」は、ニューヨークに拠点を置く非営利団体「Japanese Network(JaNet)」が主催で日本の祭りをモチーフとし、芸術を通して日本と日本文化をより広く知ってもらうことを目的として開催されている日本の芸術祭です。
今年は昨年に引き続き、イーストビレッジの劇場で11月9日~11日までの3日間開催され、1400人ほどが来場する見込みです。
今年の豪華ゲストによるJAM特別前夜祭では、僧太鼓による和太鼓や今井茜監修による着物ショー、Al Pacino(アル・パチーノ)やAngelina Jolie(アンジェリーナ・ジョリー)など多くの俳優・女優を輩出したことで有名なThe Actors Studio(アクターズ・スタジオ)の初の東洋人正会員のゼン・ヒラノ氏が演出を務める演劇「夕鶴」を公演します。
和太鼓! / TACKTY
土日の2日に分けて行われるタレントナイトでは、ダンサー、ミュージシャンのみならず、マジシャン、コメディアン、大道芸人などさまざまなジャンルから25組以上が参加し、持ち時間5分でそれぞれの持ち味を生かした才能を披露してくれます。(出演申し込みはすでに締め切り済み)
また、会場にはフードブースやアーティストブースも設け、日本のお祭りに欠かせないフード系屋台だけでなく、アーティストの作品(ジュエリー、写真、革製品など)を販売する展示販売ブースもあります。ここで思わぬ個性豊かな掘り出し物が見つかるかも知れませんよ。
会場内で設けられている販売展示ブースへは全日入場無料ですので、皆さんも、ぜひ足を運んでみてくださいね!
【イベント詳細】
日程:11月9日(金)~11日(日)
場所:Theater for the New City 155 First Avenue (bet. 9 & 10 St)
料金:$15~20(子どもチケット$5)
JAM公式サイト
過去にはフードファイターの小林尊氏がギネス記録に挑戦したり、シンガーソングライターの大江千里氏がジャズ演奏したりと、参加者も個性的で年齢を問わず楽しめるイベントです。(^_^)v
実はイベント会場のイーストビレッジ周辺は停電区域だったので、ハリケーンの影響が心配されましたが、スタッフさん達の頑張りもあり、今のところ予定通り開催される見通しです。ただ、万が一の場合を考えて、事前に問い合わせする方が良いかも知れませんね。
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