海外に住む私たちの必須アイテムである「旅券(パスポート)」、皆さんは正しく使用していますか?
new Passport / hirotomo
先日、外務省のTwitter(ツイッター)でとても興味深いツイートを発見しました。
パスポートは、出入国の手続きの時だけでなく、海外への旅行の際の唯一の身分証明書となる大切な文書だと言うのは周知の事実でしょう。
パスポートの取り扱いに関しては、これまでも外務省ウェブサイトにも詳しく記されていました。しかし、今回、外務省の情報を10代・20代の若者に向けて分かりやすく提供するのを目的に作られ、外務省IT広報室から発信されている「外務省やわらかツイート(MOFA PR)」の11月6日のつぶやきが話題となっています。
そのツイートには、
「パスポートの空きページをメモ代わりにしないでください。所定のページ以外の書込みはビザ申請時トラブル、外国での入国拒否、日本から出国できなくなるなどの原因に。最近は米国渡航のためのESTAの申請番号を書く、プリクラを貼るなどの例も。」(Twitterより引用)
と書かれており、パスポートをメモ帳代わりにしたり、プリクラを貼ったりする人へ向けての注意を促しています。
これらの行為は、「有効ではないパスポート」と見なされる場合もあり、出入国に支障をきたす恐れがあるとのことです。過去に実際に、空きページに落書きやメモがあったために、入国拒否・飛行機の搭乗拒否になったケースもあると言います。
「所持人が記載できるページは所持人記入欄(裏表紙)だけ。3ページ以下の数字と「渡航先」「追記」「査証」印刷されてあるページは旅券事務所や各国が使用するものです。」(Twitterより引用)
と、少しまじめな注意をしたかと思えば、
「パスポートを保管するときは防虫剤と一緒にしまわないでください。パスポートをタンスなどに入れて衣類用の防虫剤と一緒に保管するとラミネート部分が変色する可能性があります。」(Twitterより引用)
…など、パスポートの取り扱いについて、やわらかく・ゆるく忠告してくれたりしています。
普段の生活において滅多に使う機会がないので忘れてしまいそうになりますが、パスポートは重要な公文書であることを思い出させてくれるツイートでした。
皆さんも、パスポートの管理には十分ご注意を!
詳細は、以下のサイトより。
外務省公式サイト
外務省やわらかツイート
外務省は通常のツイッターアカウントももちろん持っていますが、若者向けに始めたこの「外務省やわらかツイート」は個人的にちょっとツボにハマる面白さです。さすが若者向けとうたっているだけあり、外務省からとは思えない《ゆるい》ツイートが満載です。お暇な方はぜひ覗いてみてください。(^_-)-☆
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