こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。
8月12日(日)をもって、17日間に渡ったロンドンオリンピックも無事終了しましたが、皆さんはオリンピックで盛り上がりましたか?
私は正直、ロンドンオリンピックが始まるまでは「オリンピック?見ないかも~。」と思っていたんですが、いざ始まってみると、毎日の結果報告に大いに注目していた自分に驚きました。ライブで見ないところが、私らしいと言えば私らしいですが…。
さて、オリンピックでメダルを獲得した選手にIncentives(報奨金)を出している国があるのをご存知でしたか?この報奨金制度は、International Olympic Committee(IOC:国際オリンピック委員会)ではなく、各国のオリンピック委員会が制定しています。
ちなみに、アメリカは、金メダル 25,000ドル、銀メダル 15,000ドル、銅メダル 10,000ドルの報奨金を受け取ります。他の国の報奨金制度を見てみると、ロンドンオリンピックでの金メダルに対し、以下の金額を支給するそうです。
- Singapore(シンガポール) 800,000ドル
- Kazakhstan(カザフスタン) 250,000ドル
- Kyrgyzstan(キルギス) 200,000ドル
- Uzbekistan(ウズベキスタン) 150,000ドル
- Russia(ロシア) 135,000ドル
- Tajikistan(タジキスタン) 63,000ドル
- Australia(オーストラリア) 20,000ドル+メダリスト特製切手発行
- UK(イギリス) 報奨金はなし、メダリスト特製切手発行のみ
ロンドンオリンピックで、通算メダル獲得総数が史上最多となり、今回のオリンピックが水泳競技人生の最後となると語っているアメリカ水泳のMichael Phelps(マイケル・フェルプス)選手は、計22個のメダル(金18個、銀2個、銅2個)を獲得したので、なんと今回のオリンピックだけで500,000ドルを稼いだ計算になりますね。
でも、実はアメリカでは、報奨金は海外での収入、メダルは海外で得た金品とみなされ、しっかり課税の対象となります。結果、金メダリストは約9000ドルの税金を納めなければならない計算になります。
こうなると、日本の報奨金も気になりますよね。
Japan Olympic Committee(JOC:日本オリンピック委員会)からの報奨金制度は、1992年のAlbertville Olympic(冬季アルベールビルオリンピック)とBarcelona Olympic(夏季バルセロナオリンピック)から始まり、毎回概ね1億円ほどの予算が組まれているそうです。
日本は、まず日本オリンピック委員会から、金メダル300万円、銀メダル200万円、銅メダル100万円が支給され、他にも個別の競技において、団体などからも報奨金が出る場合があります。
報奨金を出している主な競技として、
- 卓球
- 女子バレー
- レスリング
- 女子サッカー
- 体操
日本では、報奨金は非課税なので安心ですね♪ オリンピックに出場した選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。
【参考記事】
www.bbc.co.uk/news/magazine-19101429:BBCニュース
今日のひとり言
日本人選手としては、28年振りに金メダルを獲得した体操の内村航平選手への報奨金50万円が少なすぎると思うのは、私だけでしょうか? 報奨金に関しては、批判的な意見もあるらしいですが、個人的には、どの競技に関しても大舞台でしっかりと結果が残せた選手には、十二分の評価をしてほしいと思います。 JOCは、今回のロンドン五輪で1億2500万円の予算を組んだそうです。予算が足りなくなったと言われるくらい、もっと日本人選手の活躍が見たかったです…。(^_^;) |
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