このブログを読まれている方の中には、ワーキングママさんや仕事熱心なパパさんもいらっしゃるかと思います。
10.02.09 – looking like i’m busy / bareknuckleyellow
そんな方にはたいへん申し訳ないニュースですが、仕事熱心な性格は「脳卒中のリスクが高い」と、イギリス医学誌「Journal of Neurology Neurosurgery & Psychiatry(JNNP:神経外科学・精神医学誌 2012年8月27日号)」に掲載されました。
競争心が強い、せっかち、仕事熱心な人は、行動医学的に「Type A behavior(A型行動パターン)」に分類され、ストレスから心臓や血管の病気になりやすいと言われています。
こうした中、Madrid, Spain(スペイン・マドリード)にあるHospital Clinico Universitario(クリニコ大学病院)のDepartment of Neurology(神経科)のDr. Jose Antonio Egido(ホセ・アントニオ・エジオ医師)らが、A型行動パターンと脳卒中発症との関連性をイギリスの医学誌で発表しました。
エジオ医師らは、18~65歳で、マドリード在住の脳卒中患者150人と、地方在住で脳卒中にかかったことのある人を除外した300人を対象に調査を行い、ストレスが大きい生活習慣の人は、そうでない人に比べ、脳卒中のリスクが3.84倍であり、A型行動パターンの人は、そうでない人に比べリスクが2.23倍高いとの結果がでました。
エジオ医師らは、これらの結果から、ストレスが大きい生活習慣やA型行動パターンが脳卒中発症と関連があると結論付けました。
31/365 – Stress. / BLW Photography
私たちの行動パターンは、A型・B型・C型と分類され、A型行動パターンは攻撃的、仕事熱心、几帳面、せっかちなどの特徴があり脳卒中のリスクが高い一方、B型行動パターンはA型とは真逆な性格ですが、消化性潰瘍や過敏性腸症候群になりやすいと言われています。また、C型行動パターンはB型に似ているものの、感情を抑えたり耐えたりすることが多く、癌になりやすいとされています。
あなたの行動パターンは、何型?
以下の項目に多く当てはまる人は、A型行動パターンとされているそうです。
※あくまで簡易判定なので、当てはまらない場合もあります。
□ 日常生活が忙しい
□ いつも時間に追われている
□ 仕事に熱中しやすく、気持ちの切り替えがしにくい
□ 徹底的にやらないと気がすまない
□ 自分の仕事に自信がある
□ 緊張しやすい
□ イライラしやすく、怒りやすい
□ 几帳面
□ 負けず嫌い
□ 気性が激しく、攻撃的
□ 仕事などで他人と競争意識を持ちやすい
皆さんの行動パターンは、A型に当てはまりましたか?
【参考サイト】
Journal of Neurology Neurosurgery & Psychiatry(英文)
A・B・C型、どの行動パターンに当てはまっても結局病気になるというのが、医学界の結論なんでしょうか。(笑)
私はとても几帳面なときもあれば、自分で言うのもなんですが驚くほどズボラなときもあります。でも、仕事に関しては几帳面を貫いているので、みらい塾塾生の保護者の皆さん、安心してくださいね!(^_-)-☆
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