周囲への気配りはユーモアを交えて♪


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。twogoods3.png

夏休み中に日本に帰省された皆さん、お子さんを連れての長時間のフライトはいかがでしたか?

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子どもを連れて飛行機に乗るときは普段以上に周りに気を使い、移動だけで心身ともに疲れますよね。ましてや、赤ちゃんや小さなお子さん連れのご家族だとその心労は計り知れません。

そうした中、先日、飛行機を利用したアメリカ人ご夫婦がした斬新な周囲への気配り方法が、ネットを中心に多くの人の称賛を受け注目を浴びています。

カリフォルニア州バークレー在住のご夫婦は、生後間もない14週間の双子の赤ちゃんを連れていました。幼い子どもを連れての飛行機での移動は、海外暮らしでお子さんをお持ちの方なら一度は経験したことであり、また二度と経験したくないと思う気持ちに賛同されることでしょう。しかも双子の赤ちゃんを連れて…といえば、機内で起こることが容易に想像できます。

そんな時、このご夫婦は他の乗客への気配りで先手を打つことにしました。彼らは前日晩くまでかかって準備をした大量の小袋に詰めたキャンディーを、搭乗後すぐに乗客に配り始めました。

まぁ、このくらいなら、少し気の利く方なら思いつきそうですが、このご夫婦は袋の中に双子ちゃんからの可愛いメッセージ(下の写真を参照)も添えたことで、このユーモアのある気配りが他の乗客たちの心に届き、機内で大きな効果を発揮しました。双子を見て始めは良い顔をしなかった男性客は、双子からのお詫びのメッセージが添えられたキャンディーを手渡された途端、表情が変わり愛想を振りまいてくれたとご夫婦は状況を話しました。

もちろん、このキャンディーだけのおかげではなく、機内で両親が懸命に双子をあやす努力も欠かさなかったのが功を奏し、あまり周囲に迷惑をかけずに無事到着できたそうです。

この家族のすぐ近くに座っていたサンフランシスコ在住のAndrew Merritt(アンドリュー・メリット氏)はこの出来事に感動し、メッセージ付きのキャンディーと共に画像投稿サイト「Imgur」でこのエピソードを紹介しました。すると、人気ソーシャルサイト「reddit」でも紹介され、両親の心配りを称賛する声とともに瞬く間に世界中に知られることとなりました。

多くの人からの称賛の声とは裏腹に、細やかな気配りと双子を連れての搭乗はご夫婦にとって精神的に大きな負担だったようで、「帰りは飛行機に乗りたくなく」と心から思われたそうですよ。

【参考記事】
Mail Online

 今日のひとり言
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私も母親として、「赤ちゃんは泣くものだ」とは頭で理解していても、「子どもだから騒いでも・泣いても当たり前/大目に見てほしい」と思っている親の非常識な態度に閉口することがあります。
マナーがなっていない人が多いと言われる昨今、周囲に理解してもらうのが当たり前だと思わず、このご夫婦がしたような少しの気遣いで、周りの人たちの気分や見る目を変えることができるということを、親としていつまでも心に留めておきたいものです。小さい子ども連れの親が公共の場で忘れてはいけない大切なことを思い出させてくれるエピソードでした。
双子ちゃん目線のメッセージが可愛らしく、特に、「Our mom and dad (AKA our portable milk machine and our diaper changer)(私たちのママとパパ(別名:携帯ミルクマシーンとおしめ交換人)」の部分がユーモア抜群で癒されますよね。(^_-)-☆

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