皆さんは、「マインドマップ」をご存知ですか?
経済のじっさいマインドマップ / mootoh
マインドマップは、イギリスの著述家Tony Buzan(トニー・ブザン氏)が提唱した発想法のひとつです。
マインドマップは、頭の中で考えているときの脳の内部のイメージをそのまま紙に書き落としていくというノート術であり、目に見える形で整理するための思想ツールでもあります。
マインドマップの描き方はいたって簡単で、テーマとなるイメージを中心に置き、そこから放射状に広げながらイラストや言葉を繋げていくだけです。楽しくお絵かきをしているような感覚で作れるので、小学校低学年のお子さんから社会人まで、どなたでも気軽に始められます。
マインドマップ提唱者であるブザン氏は、マインドマップを通して、学び方を自分で学ぶ力(自立学習力)、学んだことを活用する力(応用力)、内容を理解し覚える力(理解力・記憶力)、コミュニケーション力、その他さまざまな効果を脳科学の観点から引き出すことができると語っています。
トニー・ブザン氏が提唱する「マインドマップ12のルール」
1.なるべく大きな無地の紙を使用する
2.用紙は横長で使用する
3.用紙の中心から描き始める
4.テーマ(セントラルイメージ)は文字ではなく絵で描く
5.1つのブランチには1語のみ
6.1語は短く単語で、ブランチの上部に沿わせて示す
7.ブランチは曲線で描く(根元が太く、先細り)
8.3色以上の色を使って強調する、ただしブランチは1色に統一
9.矢印を使ってブランチ同士を関連付ける
10.独自のスタイルで描く
11.イラストを多用し、創造的に作る
12.楽しむ!
上記のようなブザン氏特有のルールはありますが、あまり気にせず、楽しく作ることに焦点を当てて描くのがもっとも重要です。リラックスしながらマインドマップを作成することで、自分の考えを整理したり、発想をより膨らませたりし、複雑に脳内で絡み合った概念をシンプルに分かりやすく表現する手助けをしてくれます。
例えば、私はブログを書くまえに、マインドマップで何をどうのように書こうかを下図のようにまとめます。そうすることで、何が言いたいのかを自分自身で把握しやすくなります。マインドマップで枝がたくさん分かれたところが、もっとも伝えたいことだと一目で分かりますね。これをしないと、書いているうちにドンドン話が脱線してポイントがない文章になってしまいかねません。
ちなみに、下図のマインドマップは何について書いているか推測できますか? 左右に大きく枝が分かれていますよね。実はこれは、今週2回にわけてお話した「暗記学習の大切さ 前半 後半」に関してのマインドマップです。枝がたくさん分かれすぎたので、1回では書ききれなかった…という訳です。
子ども達には、授業のまとめノート、テスト勉強、作文や読書感想文、観察日記、歴史の年号表、やることリスト…などに使うよう勧めてみると良いですね。
日本語での読書が苦手な子には、このようにマインドマップで読んだ本をまとめさせるのがおススメです。マインドマップを描くために、読んだ本の内容や登場人物の相関などを確認することになり、もう一度本を読むきっかけにもなります。さらに、小学校中学年以降のお子さんであれば、作ったマインドマップをもとに、読書感想文を書くのも良いですよ。
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