皆さんのお子さんは、勉強しているのにテストになるとできないタイプですか?
Hint H1nt / dullhunk
テストのためだけに勉強することは無意味ですが、テストのための勉強をしないことにはテストでは点数は取れません。
勉強をしているのにテストでなかなか良い点数が取れない子の中には、ヒント依存症の子がいます。実は、これは便利な時代に育っている現代っ子にはよくある症状です。ヒント依存症とは、例題や答え、教科書や参考書、板書したノートなどを見ながら勉強していることです。これの何が間違っているの?---と思われた方、要注意ですよ!
学校や塾、家庭教師などで、一方的に「教えて」もらっている子の多くは、周りに教えてくれる人がいない自宅では勉強する気になりません。または、友達や親きょうだいに聞いたり、インターネットで検索したりし、どうにかしてヒントや答えを探そうとします。これは、検索すれば、すぐに簡単に答えが分かる今の時代のデメリットでもあります。
先生にしろ、教科書や問題集についてくる答えやヒントにしろ、何かに頼らないと勉強できないのは深刻な問題です。こうして、答えやヒントを見ながら正解したとしても、できた気分になっただけで、実際は理解していない場合が多いです。勉強しているのにもかかわらずテストで点数が取れないのは、これが原因です。
みらい塾でも、ショウインのネット教材を解きながらよく質問してくるお子さんがいます。質問すること自体はむしろ良いことですが、答えを入力する前(正解・不正解が確定する前)に自分の答えが合っているかを確かめるために聞くときがあります。これは、「教えてもらおう」という気持ちの方が強く、「自分で解こう」という気持ちが弱いときに起こります。
ブログで何度も言っていますが、成績を伸ばすためには、ただ教えてもらうだけの勉強では意味がありません。
大抵、こうしたことは先生が子ども達の後ろに立って見ているときに起こります。おそらく、先生の前で間違えたくないというプライドや恥ずかしさからでしょう。しかし、私は間違ったあとの姿勢(どこが間違えたかを自分で考える、ノートにきちんと解説を書き写す…など)が大切だと思っているので、問題に正解したか不正解したかなどはまったく気にしていません。
むしろ、間違えたあとに「本当は分かってたんだ~」とか、「キーを押し間違えちゃった」などと言い訳することの方が気になります。
しかも、答えやヒントを見て正解するヒント依存症の子どもは、自分ではヒントに依存していることに気付いていないことが多いです。これはどの依存症にも通じることですが、アルコールにしろタバコにしろ、本人は依存症ではないと言っているのに周りから見れば一目瞭然ってことありますよね。依存症は、本人が自覚することが治すための第一歩です。
では、お子さんがヒント依存症か否かを判断するための良い方法をご紹介しましょう。
1.すでに解き終わった問題を用意してください。
2.答えやヒント、解説などを見ないで、再度解いてみましょう。
3.答え合わせをしてください。
たったこれだけです。簡単なので、皆さんもぜひご家庭で行ってくださいね。
解いた問題の中で、1問でも解き方がわからなくて不正解になったものがあれば、お子さんはヒントに依存しています。すでに解き終わった問題にもかかわらず、「解き方が分からない」のは、最初にヒントや解説などを見て答えたからに他なりません。
テストにはヒントなどありません。ヒントを見なくてもスラスラ解けるように、上記の方法で間違いを発見した単元をもう一度勉強し直しましょう!
ショウイン式学習法では、学習モードでまずはヒントや解説を見ながら問題を解きます。ここで自分で解こうと苦労しながら解くことが大切です。間違えた問題は弱点モードでもう一度解き直します。しかし、その後のテストモードではヒントや解説などは一切ありません。ですので、ショウイン式ではヒントを見ながら自分で考えることから始め、最終的には何も見ないで解けるように徐々に訓練していくことが自然とできるようプログラムされています。
みらい塾が自信を持っておススメしているショウイン式学習法を一度試してみませんか?体験学習は随時行っています。
また、ただいま予約を受け付けている夏期スクーリングは、こうしたヒント依存症を克服するのに最適です。夏期スクーリングに関するご質問やお問い合わせは以下の電話番号またはウェブサイトよりお寄せください。
【予約受付(受付時間:10時~18時)】
※受付時間外でも、留守番電話にメッセージをお残し頂ければ折り返しお電話致します。
http://www.miray109.com
↓↓↓ ランキングに参加しています。もし良ければ、クリックしてください。(^_-)-☆ ↓↓↓
.