皆さんは、ニューヨークの代表的な観光名所であるStatue of Liberty(自由の女神)のクラウン部分の展望台に上ったことがありますか?
The Statue of Liberty / ConspiracyofHappiness
ニューヨークで暮らしていても、そうそう訪れる機会がない自由の女神像ですが、来る7月4日のIndependence Day(アメリカ独立記念日)に合わせて一般公開が再開される見通しとなったので、この機会にご紹介しておきましょう。
知らない人がいないのではないかというほど有名な「自由の女神像」は、アメリカの独立100周年を記念してフランスより贈呈され、年間約350万人の観光客が訪れるニューヨークの超人気スポットです。自由の女神は1984年にユネスコの世界文化遺産にも登録されており、まさにアメリカの象徴とも言えます。
展望台への入場は、2001年のアメリカ同時多発テロ事件で安全上の理由から閉鎖され、その後一旦再開しましたが、改修工事や昨年東海岸を襲った大型ハリケーン「サンディ」により施設が破損するなどで再開と閉鎖を繰り返していました。しかし、そうした修復工事もようやく終わり、来月の独立記念日に合わせてLiberty Island(リバティー島)が再び一般公開されることになりました。ただ、Ellis Island(エリス島)にあるImmigration Museum(移民博物館)に関しては、現時点で再開される目処はまだ立っていません。
入場に関して
これまでの台座上部にある展望台に車椅子でも行けるようになったほか、台座と展望台を行き来するための階段や非常用エレベータも新設され、より多くの人たちに楽しんでもらえるように改修されました。もちろん、これまで同様、マンハッタンの摩天楼を一望できるクラウン部分の展望台へは393段の細くて長いらせん階段を歩いて上ります。
クラウン部分への入場は予約制で、さらに写真付きのIDを提示する必要があります。また、4フィート(120センチ)以下のお子さんは入場できませんので、小さいお子さん連れのご家族は注意が必要です。
しかも、自由の女神像の内部に持ち込めるものがかなり限られています。持ち込みが許可されているものは、フェリーチケット、カメラ1台のみ(カメラバッグは禁止)と医薬品だけです。ちなみに、鍵やコインのような建物を傷つける可能性のあるものは一切施設内には持ち込めませんので、入場前に、周辺に設置されているコインロッカー(1時間2ドル)を利用しましょう。
フェリー乗船場
以下の2ヶ所から、毎日8:30~16:30(ニュージャージは18:15まで)の間、15分ごとに出航しています。
● ニューヨーク発着便
Battery Park(バッテリーパーク)
1 Battery Place, New York, NY 10004
● ニュージャージ発着便
Liberty State Park(リバティー州立公園)
1 Audrey Zapp Drive, Jersey City, NJ 07305
料金
フェリーおよび展望台入場のチケットは、Statue Cruises(スタチュー・クルーズ社)のサイト、または電話(201-604-2800)で購入することができます。7月4日以降のチケットの予約はすでに受け付けを始めています。
子ども(4~12歳) | 大人(13歳~) | |
フェリー代金 | 9ドル | 17ドル |
クラウン展望台 | 3ドル | 3ドル |
クラウン展望台のチケットで、台座部分の展望台へも入場できます。クラウン展望台および台座部分の展望台への入場は人数制限があるので、スケジュールが決まっている観光の方はオンラインからお早めにご予約・ご購入する方が良いです。また、チケットには30~45分ほどのAudio Tours(音声ツアー)やRanger Tours(公園警備隊によるガイドツアー)も含まれていますので、ご希望の方は係員に申し出てください。
クラウン展望台の小さな窓から見える景色はまた格別です。体力に自信がある方は、ぜひお試しください!
【参考サイト】
National Park Service
おそらく、ニューヨークの観光スポットの中で、もっとも到着に時間がかかり、過酷な場所でしょう。シーズン時は、後ろにかなりの人がつかえるので、ゆっくりと自分のペースで上るのは難しいですが、そこは気にせず、無理せず頂上を目指しましょう。(^_-)-☆
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