みらい塾のウェブサイトとブログにアクセスするに至る検索の過程で、「ケアレスミス 原因」の検索ワードが近頃多いようです。それもそのはず、実際、この検索ワードをググってみると、なんと嬉しいことに当ブログ記事が一番最初にヒットします。
検索の多さを見ても分かるとおり、数多くのお子さん、もしくは子どもを持つ親御さん達が、同じように「ケアレスミスが多い」「ケアレスミスが直らない」「ケアレスミスの原因は何だろう」などの悩みを抱えています。
以前、ブログでもお話したように、「ケアレスミスは、実力不足が原因で起こるミス」ですので、ケアレスミスが多い子に対し、「注意して問題を解くこと!」「よく問題を読むこと!」「計算間違いに気をつけて!」などのようなあいまいな指示をするだけでは解決には至りません。
では、具体的にどう指導すれば良いのか?
まずは、子どもに「どうしてその解答を選んだのか?」「○○の言葉の意味は何?」「どうしてこの答えではダメなの?」などを聞いてみてください。それに対し、適当なことを言う子には徹底的にやり直しをさせてください。みらい塾では、間違えた問題・解説・ヒントに加え、なぜ間違ったのかの自己分析のひと言を添えてノートに書かせています。どういう手順でその答えに至ったのかという過程をしっかりと確認する意味でノート学習をさせてください。
子ども側からすると、「面倒くさい」「とにかく答えが合っていれば何でも良い」「いちいちウザい」と思うでしょうが、確かな学力は勘や運には頼りません。
実際、ノートにいちいち書いたり解答までの過程をいろいろ聞かれるのは、時間がかかる上、とても面倒な作業ですので、それを避けるためにも子ども自身がしっかり考えて解答しようと思うようになり、さらにはケアレスミスをなくそうと注意力も身に付くようになっていきます。こうした学習法を続けていけば、「ケアレスミスが多い」「学力や成績にムラがある」といった子どもの悩みは緩和されていくでしょう。
ただし、怠惰な子は「面倒だからノートを取らない!」という行動を取ることもあります。その場合は、始めは強制的にでもノート学習や解答までの過程の問い詰めを徹底しましょう。
taking notes / gosheshe
実は、この教育法は、アメリカのLaw School(ロー・スクール:法学大学院)でよく使われる授業形式で「Socratic Method(ソクラテス・メソッド)」と呼ばれています。ソクラテス・メソッドは、講義ではなく、教師と学生との闊達な対話を通して進められ、対話の中から答えを見出していきます。つまり、ただ解答を教えるだけの一方通行の授業ではなく、解答までの過程を学生に考え導かせているというアメリカらしい教育法です。
時間と忍耐は必要ですが、家庭でもできる方法ですのでお試しあれ!
みらい塾では、8月16日まで夏期スクーリングを実施中です。
サマーキャンプや家族旅行が終わり一息ついたお子さんは8月からでも参加頂けますので、まずは日時の空き状況をお問い合わせください。
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