皆さんは、ニューヨークに登場した新しい色のタクシーをもうご覧になりましたか?
Taxi! / ooznu
ニューヨークのタクシーと言えば「イエローキャブ」の愛称で知られ、鮮やかな黄色が目印ですよね。
そのイエローキャブは、本来、ニューヨーク市5区(マンハッタン、ブロンクス、クイーンズ、ブルックリン、スタテン島)を走っている市内タクシーですが、実際、マンハッタン以外で見かけることはあまりありません。みらい塾の地元クイーンズでは走っているところをよく見かけますが、大抵、その日の営業を終えたドライバーが帰宅する途中だったりするので、呼んでも止まってもらえないことが多いです。
さらに、マンハッタンからクイーンズなど他の区へ行くときも、時間によっては、乗車拒否(ちなみに、これは違法です!)されることも…。
と言うことで、2012年6月から、マンハッタンのウェストサイド110丁目以北、イーストサイド96丁目以北、それにマンハッタン以外の4区をサービスエリアとしたApple Green(アップル・グリーン)色のタクシーが新しく仲間入りしました。
緑色と言うよりは、ライム・グリーンのような薄めの色で、イエロー・キャブや消防車などの緊急車両との差別化を図り、遠くからでも認識しやすい色ということで、この色が採用されたそうです。
これまでも、これらの地域では、Livery Cab(リバリー・キャブ)やBlack Cab(ブラック・キャブ)と呼ばれるDMV(ニューヨーク州陸運局)が発行するタクシー免許を持つカーサービスがありましたが、外観が乗用車と変わらないことやメーターを搭載していない車種が多いことなどから、料金相場を知らない観光客にはなかなか利用しにくいサービスでした。
そうした問題点を踏まえ、新タクシーのアップル・グリーン・タクシーは、車内へのメーター搭載を義務付けしたり、クレジットカード決済ができたりと、観光客の方でも安心して利用できるよう配慮されています。
そんな注目大のアップル・グリーン・タクシーでしたが、これまで全くと言ってよいほど街中で見かけることがありませんでした。しかし、先日、導入から1年が経ち、ようやくクイーンズで走っている姿をちらほら目にするようになってきました!
当初の計画では、2年間で18,000台が導入される予定なので、これから、町でますます目にする機会が多くなりそうですね。
見かけることがあまりに稀なので、見つけるとかなり嬉しいです♪ (^_-)-☆
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