覆面アーティストがニューヨークで大暴れ!


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。mib

皆さんは、10月にニューヨークでゲリラアートを繰り広げていた覆面アーティストの作品を何かご覧になりましたか?

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覆面アーティストで自称Banksy(バンクシー)は、先月1か月間、アート・プロジェクト「Better Out Than In」をニューヨーク市内の至るところで展開していました。

 

 

バンクシーはイギリスのロンドンを中心に活動する本名・年齢ともに不詳の覆面アーティストで、Forbes(フォーブス誌)が2010年に発表した「The world’s 100 most influential people(世界でもっとも影響力のある人物100人)」にも選ばれたほどの有名人なんです。

社会風刺的なグラフィティ・アートやストリート・アートを世界各地にゲリラ的に描いたり、自分の作品を勝手に有名美術館に展示したりとユニークな活動をするのが特徴です。

そのお騒がせバンクシーは、今回も、事前に何の告知もせずに、ニューヨークの街角にアート作品を量産し、それら全作品を10月1日から随時インターネット上で公開していました。毎日、どこに出現するか分からないというミステリアスさが、ニューヨーカーの冒険心や好奇心をくすぐってか、一躍バンクシー・フィーバーを起こしました。

さらに、作品の展示場所を発見したハンターには、ある無料通話の番号にダイヤルすると、その作品に関する風刺説明が音声ガイドで聞けるお宝付き!爆笑

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さて、大フィーバーを巻き起こしていたバンクシーのゲリラ・アートですが、これに異を唱えたのが、我らのMayer Bloomberg(ブルームバーグ市長)です。同市長は、記者会見で、「Graffiti(グラフィティ:落書き)は、他人の所有物を汚すだけでなく、街が衰退し制御不能となる兆候でもある」と怒りを表し、ニューヨーク市警察にバンクシーが絵を描いているところを見つけた場合はすぐに摘発するよう指示を出しました。

そんな状況でもお構いなしのバンクシーは、セントラルパーク沿いの路上で、何の説明もなく、自作品を1つ60ドルで売らせるといった実験的な試みも実施しました。このときは、1日で420ドルの売り上げでしたが、これらの作品の現在の市場価値は、なんと22万ドル以上!びっくり

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さらに、慈善団体に資金援助をするため、リサイクルショップから50ドルで購入した1枚の風景絵画(作者:K. Sager)にナチスの将校と自分のサインを書き加え、「The Banality of the Banality of Evil」と命名したその絵を同リサイクルショップに匿名で寄贈したりもしました。ちなみに、その絵はオークションで615,000ドルで落札されたそうです。

Banksy

いろいろ驚かせてくれたバンクシーでしたが、またニューヨークに来てくれるといいですね♪

【詳細】
Better Out Than In
公式サイト

 

 

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バンクシーが各地に残した作品は、その後ほかの誰かに上書きされてしまったり、ビルの所有者によって消されてしまったり、見物客からお金を取ったりする人が出現したりと、本当にお騒がせなイベント(?)でした。(^-^)

 

 

 

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ジモモ ニューヨーク

 

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