皆さんは、老舗デパートMacy’s(メイシーズ)内にある「Santaland(サンタランド)」を訪れたことがありますか?
macys window display / killrbeez
11月23日~12月24日までのホリデー期間、メイシーズにはサンタクロースがやって来るんですよ!
メイシーズによる「サンタランド」は、Chicago(シカゴ)、Philadelphia(フィラデルフィア)、Seattle(シアトル)を含む全米7カ所で毎年開催されており、ニューヨークでは34丁目にあるデパート8階に特設されています。
サンタランドは、この時期、大型モールなどによくあるサンタクロースと写真を取るだけの無粋なイベントではなく、さすが天下のメイシーズと言わしめるほどの素晴らしい出来栄えで、13000 sq ft(約1200平方メートル)の広い敷地を存分に使い、子ども達が夢見るNorth Pole(ノースポール:北極)にあるサンタクロースの住む森がうまく再現されています。
そのため、毎年多くの子ども連れ家族や観光客が訪れるこの時期のベストスポットです。
サンタランド前には、サンタクロースの等身大の人形や、ノースポール行の鉄道列車の模型などが所狭しと飾られています。ちなみに、この鉄道列車に乗ってサンタクロースの住む街を訪れよう ――という楽しい設定なんですよ。また、鉄道の窓から見た北極へ向かう風景が広がる通路を渡ると、雪だるまの聖歌隊、クマの鼓笛隊、荷台には溢れんばかりの玩具をのせたサンタクロースのそりなどが出迎えてくれます。さらに、巨大なHoliday Train(ホリデー・トレイン)では、細かな街並みが忠実に再現されていて、長い待ち時間でも子ども達が退屈しないように工夫されています。
Macy’s Santaland / slgckgc
ちなみに、サンタランドへの入場は無料ですが、サンタクロースとツーショットの写真を希望する場合は有料です。お値段は写真のサイズなどによっても変わりますが通常25ドル~です。人気のスポットと言うことで、週末やクリスマス時期には数時間待ちの長蛇の列になります。特にクリスマス近くは、昼過ぎから並んでもサンタクロースにたどり着けない可能性もあるそうなので、できるだけ早い時期・時間帯に行かれることをおススメします。
また、小さなお子さんと列に並ぶ場合は、子どもの気を紛らわせるためのおもちゃなどを持参すると親御さんの負担が少し軽くなりますよ。ただ、サンタランド内は飲食禁止ですので、お菓子や飲み物を持参される場合はご注意を!
並ぶのが比較的短いのは、
●平日
●メイシーズが開店してすぐの午前9時
●ホリデーシーズン前、11月下旬~12月上旬
Santa! / slgckgc
しかし、こうした混雑が予想されるのはサンタクロースとの写真を希望する場合のみで、もし「写真はいらないけどサンタは見たい」という方は、サンタランドの外にいるElf(エルフ:小人の妖精)がサンタを窓からチラッと見るための別の入り口をそっと教えてくれますよ♪
さて、メイシーズがこの時期行っているキャンペーンのひとつに、サンタクロースに手紙が送れる「Santa Mail(サンタ・ポスト)」というものがあります。このポストにサンタクロース宛の手紙を投函すると、手紙1通につき1ドルが、難病などに苦しむ子ども達の夢を叶える活動をしている「Make-A-Wish Foundation(メイク・ア・ウィッシュ財団)」に寄付されます。
サンタ・ポストは、サンタランド以外にもメイシーズの館内至るところに設置されています。
皆さんもサンタさんへのお手紙を出しに、お子さんとメイシーズを訪れてはどうでしょう。
【イベント詳細】
Santaland @Macy’s
151 W 34th St, New York
11/23~12/24
9 am – 9 pm
公式サイト
さすが、大人も子どもも大好きなクリスマスイベントです。サンタランド内のエルフ達は満面の笑顔でお出迎えしてくれます。子どもがいないと若干入りづらい雰囲気ではありますが、「これぞアメリカ!」という演出で、クリスマス・ムードをたっぷりと味わえますよ♪(^-^)
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