アメリカのエンターテイメントの主役と言えば、間違いなく「映画」ですよね。
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映画好きがたくさん集まるニューヨークでは、「New York International Children’s Film Festival 2014(NYICFF:ニューヨーク国際子ども向け映画祭2014)」が今日から開催されます。
NYICFFは、今年で17回目を迎える北米最大の子ども向け映画祭で、今日からおよそ3週間にわたり、世界各国の選りすぐりの作品をニューヨークで一気に上映するイベントです。映画の対象年齢が3歳~18歳までと広範囲なので、どの年齢の子どもを持つファミリーも楽しめること間違いなしです。
しかし、子ども向けだと侮ってはいけません!
大人が見ても十分に楽しめる作品が多数上映されるのが、この映画祭の特徴です。
今年のオープニングに選ばれたのは、フランスのThierry Ragobert(ティエリー・ラコベール)監督が2年の歳月を費やして撮影したドキュメンタリー映画「Amazonia3D(アマゾニア3D)」で、「Sai(サイ)」と名付けられたアマゾン生まれのフサオマキザルの子ザルの成長を美しい映像で仕上げたアドベンチャー・ストーリーです。《対象:5歳以上》
●3月7日(金)18:00~ @DGA Theater(110 W 57th St)20ドル
日本からは、堅実かつ大胆な演出が高く評価されている西久保瑞穂監督の「Giovanni’s Island(ジョバンニの島)」が北米初上映されます。太平洋戦争末期から終戦直後のオホーツク海に浮かぶ北方四島のひとつ・色丹島(しこたんとう)を舞台に、ソ連の占領により激変した島民の暮らしを瀬能家の視点で描いたアニメーション映画です。この映画で語られる悲しい運命も心温まるエピソードの多くも実話であり、リアルかつダイナミックに映像化されています。《対象:12歳以上》
●3月22日(土)18:45~ @SVA Theater(333 W 23rd St)13ドル
そして、日本からもう1本、2013年に公開された吉浦康裕監督による「Patema Inverted(サカサマのパテマ)」が上映されます。第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、Scotland Loves Anime 2013(スコットランド・ラブズ・アニメ映画祭2013)観客賞および審査員賞などを受賞し、日本国内外で高い評価を得た作品です。「空」を忌み嫌う世界に住む少年エイジと、地底世界から降ってきたサカサマの少女パテマの奇妙な出会いが、封じられた「真逆の世界」の謎を解いていくサイエンス・ファンタジー映画です。《対象:9歳以上》
●3月22日(土)16:00~ @SVA Theater(333 W 23rd St)13ドル
イベント開催前からすでに完売しているチケットも出始めているようので、見たい映画がある方はお早めにチケットを購入されることをおススメします。なお、チケットは公式サイトから購入できます。映画によって上映場所が違うので、事前にご確認ください。
【イベント詳細】
New York International Children’s Film Festival 2014
~3/30/14
公式サイト
212-349-0330
※イベントや情報に関しての詳細は、公式サイトまたは上記連絡先へ直接お尋ねください。
海外で日本の優良なアニメーション映画が上映され、それが多くの人から高く評価されるのは、日本人としてとても誇らしいです。(^-^)
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