さて、アメリカの夏休みは日本よりも一足早く、早い所では6月初旬から始まります。
学校によって差はありますが、ニューヨークの現地校の多くは6月下旬から夏休みです。
しかし、海外在住の子ども達は、夏休みだからといって遊んでばかりはいられません!
両親が日本人のご家庭のバイリンガルの子どもは、
英語力がネイティブの子ども達に比べ、やや劣ってしまう傾向にあります。
そのため夏休みは、
英語の遅れを取り戻し、
自信を持って新学年を迎えるための絶好の準備期間となります。
また、日本語学習においても、
夏休みは大切な伸びの期間であることを忘れないでください!
アメリカでは、9月から新学年(新学期)ということもあり、
小中学校では夏休みに宿題や課題などが出ることはほとんどありません。
そのため、休みの期間中に
何に取り組むのかは全面的に家庭の判断に任せられています。
共働きの家庭や、小さい弟妹がいる家庭では、
サマープログラム(サマーキャンプ)に通わせるのがアメリカでは一般的です。
これらのプログラムは、
音楽や芸術、スポーツなどを体験できたり、
博物館や水族館などを訪れたり、
さまざまなアクティビティーに参加しながら
子どもの好奇心を高めることに重点が置かれているものが多いです。
しかし、
このようなタイプのサマープログラムに参加しても、
学力(英語力)という意味では、あまり成果は得られません。
特に、
言語に遅れが目立つバイリンガルの子や、
勉強が遅れがちな子の場合、
より慎重にサマープログラムの内容を吟味する必要があります。
さらに、
成長するにつれ、日本語が怪しくなってきている子は、
積極的に日本語に触れる機会を作ってあげられることも夏休みならではです。
海外でバイリンガル教育をしているご家庭の定番と言えば、
日本の学校への体験入学です。
これは、日本語に触れる機会としては絶好の手段です。
しかし、
日本の学校へ
数日~数週間だけ通っただけでは
日本語力の向上を図ることはあまり期待できません。
特に、子ども自身に
学年に準じた日本語力がなければ、1日の大半を無駄に過ごすことになります。
一方、
授業の内容が分からなくても、
同年代の子ども達とコミュニケーションが容易に取れる積極的な性格の子は、
日本で楽しい学校生活を送ることができることでしょう。
つまり、体験入学をより良いものにするためには、
海外生活での日本語学習を日常的に継続しておかなくてはなりません。
子ども達にとっては、
アメリカのサマーキャンプも
日本の体験入学も
どれも大変貴重な経験となることでしょう。
ただし、
バイリンガルの子にとっては、夏の過ごし方は特に重要です。
子どもにとっていま必要な学習内容を見極めることに焦点を絞り、
学力や日本語力に見合った有意義な夏が過ごせるよう考えてあげてくださいね!
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