さて、海外で日本語を学習するには、大きく分けて2つの選択肢があります。
①家庭で教える
②補習校、日本語塾、日本語教室などに通わせる
家庭学習だけでは限界を感じる方も多いので、②を選択されるご家庭が一般的ではないでしょうか。
では、皆さんは何を基準にそれらの教育機関を選んでいますか。
日本語の教育機関を選びの際に考慮することは、
バイリンガル教育は、子どもが生まれてすぐに始めるのが重要です。
ただ、実際に教育機関に通わせる時期は5~6歳ごろでも十分です。
と言うのも、通常幼稚園で行うことは、日本語で歌を歌ったり、手遊びやお絵かきを一緒にしたりなど、どの家庭でも親子でできることばかりだからです。
ただし、字を書き始めるころには、始めが肝心ですので、基礎から丁寧に教えてくれる教育機関に通わせましょう。
海外で日本語を勉強する期間によって費用は大きく異なります。ですので、だいたいの費用の相場を知っておくことは大切です。また、支払い方法も、月額なのか学期毎なのか年間なのかで負担も変わります。
例えば、補習校では年額を3期に分けて支払うので、4ヶ月ごとにある程度まとまった金額を用意しておく必要があります。
補習校は集団で一斉授業を行いますが、日本語の塾や教室には、日本での受験指導をする進学塾と日本語の学習フォローをする補習塾があります。さらに、1対1のマンツーマン指導や個別指導、グループ指導など、さまざまな授業形態があります。
日本への帰国を予定されているご家庭であれば、年齢に合わせたカリキュラムで進行する「補習校」や日本での受験を目指した「進学塾」が良いでしょうし、海外永住のご家庭であれば、年齢ではなく、日本語力でクラス分けがされている塾や教室がおススメです。
しかし、上記のことに加えて、もっとも重要視すべきことは指導のしかたです。
では、2人の子を例にしてみましょう。
成果をあげることを追求している塾に通うAくん
成果のあげ方にこだわる塾に通うBさん
AくんもBさんもどちらも、日本語力は現時点で同じだとしましょう。
Aくんは日本語力(成績)を上げる、成果をあげることにこだわっている実績重視派の塾に通っているので、
丸暗記でも一夜漬けでも点が取れればいい。
覚えるまで同じ漢字を何回も書く。
大量の宿題や問題集をすれば成績はあがる。
という指導を受けています。
一方、
Bさんは成績の上げ方、成果のあげ方にこだわっている発展重視派の塾に通っているので、
問題の正しい解き方を理解する。
自分で目標を立て、今すべきことを考えて計画を立てる。
単漢字の成り立ちや意味を考えて、熟語の意味を想像する。
という指導のもと、勉強を進めています。
皆さんなら、どちらのタイプの塾を好まれますか。
成績を上げる、志望校に合格する(実績重視)
自分で勉強が管理できるようになる(発展重視)
海外で日本語学習で教育機関を選択するときは、
ご家庭の教育方針にどちらが合っているかを考えて判断してみてくださいね!
みらい塾は将来の自学自習を目指しながら、
日本語力アップを目指します!
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