さて、皆さんのお子さんの勉強するときの姿勢はどうですか。
お子さんが机でダラーンと寝そべっていない限り、あまり勉強中の姿勢を気にしたり、それに対して注意したりすることはないのではないでしょうか。
一般的に、日本在住の子ども達が小学校に入学してからまず教わることは、
文字の書き方や鉛筆の持ち方です。
これらに加え、勉強するときや座るときの正しい姿勢も教わります。
海外の現地校では、残念ながら、
このような丁寧な指導はめったに見受けられません。
つまり、これらは家庭でのしつけによるところが大きくなります。
しかし、
昨今では、
「自分も姿勢が悪いので、子どもに注意しない」という
消極的な親も増えています。
正しい書き方や姿勢を教わっていない家庭の子どもは、
当然ですが、年齢を重ねてもできるようにはなりません。
姿勢なんて勉強するのに関係ないんではないのか。
―――と思われる方もいらっしゃいますが、
実は、姿勢は学力や集中力に大きな影響を及ぼします。
集中力に関しては、脳とは因果関係があまりなく、
正しい姿勢を維持するための筋力が
集中力アップのカギを握っていると言えます。
本を両手で持ち、良い姿勢で音読する子は、
大きな声が出せ、よく通るはっきりした発音で読むことができます。
一方、椅子や机にもたれかかったり、
猫背になっていたり、
左右どちらかに傾いていたりすると、自然と呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると、
当然、体や脳に行き渡る酸素の量が不足します。
その結果、
ぼうっとして集中力が低下し、疲れやすくなります。
また一見、楽に見える猫背ですが、
姿勢が悪いことで体に無理な力がかかり、
背骨や筋肉へ大きな負担になります。
大木がまっすぐ伸びることで安定するように、
腰が伸びることで呼吸が深くなり、体中に酸素が十分に供給されます。
脳に十分な酸素を取り込むと集中力が持続し、それだけ勉強もはかどります。
意識せずに、集中力アップ・学力アップが見込めます♪
集中力がない
学力が低い
成績が伸びない
―――のようなお子さんは、まず学習中の姿勢を見直してみてください。
正しい姿勢のための注意点
(1)机と椅子が子どもの背丈に合っていること
リビングやダイニングで勉強をするお子さんも増えていますが、
座ったときに、足元が床にしっかりつく高さで、
キャスター付きでない安定感のある椅子を用意してあげましょう。
(2)机の上のスペースが十分にあること
ノートや筆記用具、辞書など、勉強するときに必要な用具は意外と多いものです。
辞書やノートを何度も開け閉めする動作は、不必要でムダな作業です。
学習用具をムリなく置けるスペースが十分にある机を用意してあげましょう。
ムリなく子どもが集中できる学習環境を作ってあげてくださいね!
みらい塾では、
良い姿勢で読み書きできるよう指導しています!
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