さて、子どもでも大人でも、何か一つだけに専念していればそれで良いという環境にいることは、あまりありませんよね。
たとえば、
学生であれば、
学校と部活の両立、学校とバイトの両立
海外在住のお子さんであれば、
英語と日本語学習の両立、現地校と塾の両立
大人になっても、
仕事と家庭の両立、家事と子育ての両立
――などなど、
老若男女問わず、多くの場合、
2つ以上のことを同時進行しながら生活しているはずです。
つまり、
両立することは、
生きていくうえで不可欠なテクニックなんです。
両立できる子とできない子の大きな違いは、
頭の中に円グラフを持てるかどうかです。
たとえば、
部活の試合前は、部活80%、勉強20%、
テスト前は、勉強95%、部活5%、
現地校の全米統一テスト前は、英語90%、日本語10%
――というように、
円グラフを持っている子は
常に頭の中で全体に対する割合を考えて行動します。
そして、
無意識のうちに尽力する配分率を変えています。
ときどき、
部活も勉強も100%頑張る!という
意欲的な子もいますが、
全体を200%にはできないのは明白です。
両立が苦手な子の多くは、
どちらか一方を0%にしてしまいます。
たとえば、
部活100%、勉強0%にすれば
部活で活躍できるかも知れません。
しかし、
勉強を「0」にしてしまっても良いでしょうか。
「0」にしてしまった分を取り戻すのは
並大抵のことではありません。
そうです!
前回「立ち止まるリスクに敏感であれ!」でお話しましたね。
まだご覧になっていない方は、そちらもご一読ください。
さらに、
バランスよく両立するためには、
同時にいろいろな物事を考え、
自分で判断する力が必要不可欠です。
その時々で直面した物事に対して、
自分で決められない子
どうすべきかが分からない子
親の言うとおりにしている子
人の意見に簡単に左右される子は、
まだ両立できる段階には到達していません。
自分の意見を持つことから始めましょう。
まずは、日常的に選択する機会を持ちましょう。
これまで親が決めてきたであろうこと、
たとえば、
今日、着る洋服
自由時間にしたいこと
食べたいおやつ
おこづかいの使い道
など、子どもが楽しいと思う選択をさせてあげてくださいね!
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