さて、普段は元気いっぱいのお子さんも風邪でダウンしたり、習いごとで忙しかったり、家族で旅行へ出かけたりなど、勉強を全然しないという日はありませんか。
そんなとき、
皆さんはお子さんに挽回するよう、きちんと促していますか。
勉強をまったくしない。
それはつまり、
学習の進捗が「0(ゼロ)」であると言うことです。
そのことについて、
お子さん自身や保護者の皆さんは
どれほど大変なことであるかきちんと理解していますか。
勉強をまったく進まなかったというのは、
マラソンでいうとペースダウンではなく、
完全にその場で立ち止まっている状態のことです。
つまり、
復帰したあとに停止していた分を挽回しなくては、
その後もずっと開いた差がそのまま残り続けます。
しなかった勉強の量を挽回するためには、
単純計算で通常の倍の時間が必要となります。
しかも、
立ち止まったあとに、
次の行動を起こすには、それまで以上に強い意思が必要です。
一度、立ち止まったことを容認してしまうと、
人は無意識のうちに、
今日は〇〇だから休もう
と、しない言い訳を繰り返しながら、
これまでの勉強の習慣が崩れていくことに鈍感になります。
休んだ分を確実に埋めようとしているか
これまでの習慣が崩れる可能性があると認識しているか
おかれている状況をきちんと理解し、
進みがゼロになったことを真剣に受け止めなければなりません。
風邪を引いたんだから仕方がない
習いごとが忙しくて日本語の勉強ができないのは当然
旅行中は勉強はお休みさせたい
こうなると
学力(日本語力)はどんどん下がってしまうのは言うまでもありません。
ただし、小中学生の場合は、子ども本人に
「立ち止まっている/遅れている」という自覚がまだありません。
ですので、
子ども達の代わりに親が敏感でい続ける必要があります。
親の感度の差が、
その後の子どもの学習能力にハッキリと大きな差として現れます。
授業を聞いていないんだから分からなくて当然
休んだ分の宿題はしなくても構わない
こんな考えは今すぐ改めましょう!
授業で進んだ分を家でフォローアップする
友だちに板書ノートを借りる
分からないところは次回先生に尋ねる
休んだ日の宿題は積極的に出してもらう
こうしたことをするだけでも、立ち止まった感は薄れます。
間違っても「ゼロ」であることを正当化せず、
親子で立ち止まることに敏感になってくださいね!
みらい塾では
立ち止まることがないよう子ども達をサポートします!
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