こんにちは。みらい塾の馬場です。
さて、皆さんは、「いつまで私があれこれしてあげないといけないのかしら?」「いつから自分一人でできるようになるの?」と、ふと疑問に思うことはありませんか。
自分で考え行動できる子に育てるためには、
子離れ・親離れをしなくてはなりません。
親離れができない子は、あらゆる面で自立することができません。
いつも親が先回りしてあげていると、
子ども時代に挫折や失敗への耐性がつかず、
社会に出てから自身で問題に対処できなくなってしまいます。
子どもの将来を考えるのであれば、
適切な方法で適切なタイミングで親離れをさせてあげましょう!
なお、親離れのタイミングは、子どもの成長具合によります。
親が時期を勝手に決めてしまわないように注意しましょう。
今日から親離れします!
今日から自分のことは自分でやりなさい!
こんなふうに突き放されてしまった子は
親に見放された感を持ってしまい、
これからの親子の信頼関係にひびが入ることにもなりかねません。
小学校に入学したころから、
徐々にゆっくりと親から離れていけるための準備を始めていきましょう!
ステップ1 家の手伝いをさせる
人の役に立ち、感謝されることの喜びを教えてあげましょう。
小学生であれば食べ終わったあとの食器を流し台まで運ぶことや、
中学生にもなれば週末の昼ご飯を作るなんてことも任せると良いですね。
子どもが成長するにつれ、
お願いするお手伝いの難易度もアップさせましょう。
初めのうちは、多少できないこともあるでしょう。
そんなときでも、
毎回「ありがとう」をきちんと伝え、
感謝の気持ちを言葉と態度で表すことが大切です。
ステップ2 お金を自由に使わせる
お金の大切さについて教えてあげましょう。
お小遣いやお年玉を子どもの自由に使わせると、
無駄遣いをして、すぐに使い果たしてしまうだろうと思ってしまいがちです。
しかし、
大人になってから痛い目をみるよりも、
むしろお金に関する失敗は
子ども時代にどんどん経験させてあげるほうが好ましいです。
誕生日にもらったギフトカードや、お年玉、お小遣いなど、
子どもにとっては大金ともいえる額のお金の管理を
思い切って子どもに任せてみましょう。
初めは、欲しかったおもちゃを気の向くままに買ってしまい、
しかも、すぐに飽きてしまうかもしれません。
しかし、
何百ドルものお金を無駄な買い物に使ってしまった苦い思いは、
将来につながる貴重な経験となることでしょう。
ステップ3 自分で責任を取らせる
次の日に学校で必要な持ち物や宿題を
自分で確認するよう教えてあげましょう。
お母さんがカバンに入れなかったから忘れた…
忙しくて宿題ができなかった…
他人や状況のせいにした言い訳をすることを覚えてしまうと、
自分がしたことに対しての責任を持つことは到底できません。
まずは、
約束を守る
時間を守る
この2点を意識させ、
自分の言ったことを実行する責任、
約束した時間までに完了する責任を持てるようにしてあげます。
なお、子どもの親離れに必要な
時間の管理能力や計画力の身につけ方については、
過去のブログ記事「子どもの時間管理能力を育てる5つの方法」をご覧下さい。
みらい塾では自分で責任を持てる子を
目指して指導しています!